荒馬スモーキィ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
荒馬スモーキィ
荒馬スモーキィ
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荒馬スモーキィ

1933年公開
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「僕はカウボーイ」の作者ウィル・ジェームズの小説を映画化したもので、「断崖の砲火」のスチュアート・アンソニーと「素晴らしき人生」のポール・ペレスが共同脚色。ユージーン・フォードが監督にあたり、「荒原の覇者」「鉄拳西部王」のダニエル・B・クラークが撮影した。主人公は馬のスモーキィで、「暁の砂漠」「あめりか祭」のヴィクター・ジョリー、「妾の弱点」のアイリーン・ベントリー、「リオの誘惑」のフランク・カンポー、「進めオリンピック」のハンク・マン、ルロイ・メイソン等が出演している。

ストーリー

“スモーキィ”は馬です。スモーキィは西部の大原野で呱呱の声を挙げました。彼の初めて接した人間はクリント(ヴィクター・ジョリー)というロッキング・アール牧場の牧童頭で、スモーキィを一目見るや大きな興味をもって、牧場主に頼んで自分の乗り馬としました。幸福なスモーキィの身に、ある日一大災難が降りかかりました。ロッキング・アール牧場の臨時雇い人に、レフティという悪漢がおりました。ある日クリントと口論をして負けたのを根に持ったレフティは、夜陰に乗じて愛馬スモーキィを盗み出し、何処ともなく逐電してしまいました。そして行く百哩も離れた所へ連れて行き、スモーキィをある牧場へ売り飛ばしてしまったのです。新しい牧場でのスモーキィの生活は“惨憺”の2字に尽きておりました。それからのスモーキィは、人間を視ること蛇蝎の如く、なんとか自由の身になろうと機会を狙っているうちに、その牧場から逃れることができました。しかし、再び人間の手に捕われ今度は“荒馬コウガル”として、ロデオに売られてしまいました。鞭と虐待の苦しい生活はやがてスモーキィから健康を奪い、3年後には駿馬スモーキィも駄馬として、屑屋の馬車馬に売られる境遇となりました。一方クリントは、数年間スモーキィの行方を探しつづけ、ついに彼が屑屋にいることを探り当てます。駆け付けてみるとすでに遅く、スモーキィは食肉解体所へ送られた後でした。クリントは直ちに自動車を飛ばし危機一髪、スモーキィを救い西部の牧場へ連れ戻しました。そしてスモーキィはクリント一家の愛撫の下に、安楽の余生を送るのでした。

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作品データ

原題
Smoky
製作年
1933年
製作国
アメリカ
初公開日
1933年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社