東京人間喜劇:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
東京人間喜劇
東京人間喜劇
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東京人間喜劇

2011年7月30日公開、140分
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文豪バルザックの作品群『人間喜劇』に着想を得たオムニバス映画。ダンサーの女性ファンを描く「白猫」、アマチュアカメラマンの女性が主人公の「写真」、事故で右腕を失った夫とその妻を描く「右腕」の3編。監督は、劇団青年団演出部の深田晃司。山海塾の岩下徹、コントラバス奏者の齋藤徹が本人役で特別出演している。

ストーリー

「白猫」ダンサー(岩下徹)の公演を観た2人の女性が、彼のサインを求め、雨の降る夜の街を駆け抜ける。夜の帷に見え隠れする、女性の抱く願望と孤独を描く。山海塾の岩下徹とコントラバス奏者の齋藤徹が本人役で出演し、即興セッションを披露している。「写真」アマチュアカメラマンの女の子(荻野友里)が初めて写真展を開いた1日を通して、友情への期待と失望を描く。現代日本において消費されていく芸術の一風景をひややかに切り取り、芸術のアイデンティティの在り処について問い掛ける。「右腕」事故で右腕を失ったにも関わらず、欠損した身体の部分がまだあるかのように脳が認識し続ける幻肢症に悩まされる夫(山本雅幸)と、その妻(井上三奈子)の間に広がる溝と孤独を描く。『THE3名様』の志賀廣太郎が出演している。

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作品データ

製作年
2009年
製作国
日本
初公開日
2011年7月30日
上映時間
140分
製作会社
アゴラ企画=アクティブ・シネ・クラブ


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