MADE IN JAPAN こらッ!:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
MADE IN JAPAN こらッ!
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MADE IN JAPAN こらッ!

2011年10月1日公開、84分、アクション
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“プロと学生が共同で映画を企画・製作していく”という目的で京都造形芸術大学映画学科が立ち上げたプロジェクト“北白川派映画芸術運動”の第二弾。祖母の死をきっかけに崩壊してゆく家族の姿を描く。出演は「管制塔」の松田美由紀、本作でデビューとなる大西礼芳。監督は「BOX 袴田事件 命とは」の高橋伴明。

ストーリー

何事にも無関心な18歳の杉田雛子(大西礼芳)は、牛乳配達のアルバイトをしている。ホームヘルパーの母・春子(松田美由紀)は、足の不自由な健一(関屋和希)の世話をして働き、父・完治(山路和弘)は会社員。どこにでもいるようなごく普通の家族だった。しかし、祖母の妙(松原智恵子)が亡くなったことをきっかけに、完治は家に引きこもり、遺影の前で酒ばかり飲むようになる。そんな父を横目に働き続ける雛子は、配達先のチャイムを鳴らすいたずらを繰り返し、春子は雛子と同い年の健一の前でしか笑顔を見せない。やがて完治は、妙が着ていた衣服を身に着けるようになる。一方、雛子は誤って春子を階段から突き落としてしまう。そんな中、健一の姉・貴子(浅見れいな)が“甘えます”とだけ書かれた手紙を残して姿を消す。春子は、唯一の家族を失った健一と暮らすと告げて杉田家を去る。次第に崩壊してゆく家族。雛子は、生前の妙から禁止されていたピアスを開ける。そして、すべてに無関心だった雛子の感情がついに爆発する。“家はね、住人の快適な生活を守るためにあるの。……私の快適な生活が守られてない”。チェーンソーを手に家を壊し始める雛子。そして友人の珠子(伊藤菜月子)や、牛乳屋のおじさん(水上竜士)も巻き込んで、事態はさらにトンデモない方向へ……。

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作品データ

製作年
2011年
製作国
日本
配給
北白川派=マジックアワー=京都造形芸術大学映画学科
初公開日
2011年10月1日
上映時間
84分
製作会社
北白川派
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社