マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙|MOVIE WALKER PRESS
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

2012年3月16日公開,105分
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保守的かつ強硬な政治方針から、“鉄の女”の別名で知られた、イギリス初の女性首相マーガレット・サッチャー。その苦悩を描く人間ドラマ。アカデミー賞で史上最多ノミネートを誇る名優メリル・ストリープがサッチャーを渾身の力で演じきる。監督は『マンマ・ミーア!』のフィリダ・ロイド。

予告編・関連動画

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

保守党の党首となり、1979年の選挙を経て、イギリス初の女性首相となったマーガレット・サッチャー。巷からは“鉄の女”と呼ばれつつも、強いリーダーシップで国有企業の民営化や規制緩和を敢行。さらに消費税の引き上げなどをしながら、国の建て直しに成功する。だが、その陰には彼女を支え続ける夫デニスの存在があった。

作品データ

原題
The Iron Lady
映倫区分
G
製作年
2011年
製作国
イギリス
配給
ギャガ
上映時間
105分

[c]2011 Pathe Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    お水汲み当番

    5.0
    2020/7/29

    映画が始まったとたん、そこには本物以上に本物の、老いたマーガレット・サッチャーがいました。

    最初から最後まで、あまりにもサッチャーそのものなので、映画を見ながら、「いかんいかんこれは単に役者が演じているんだぞ」と、ときどき自分に言い聞かせなければならないほどでした。

    偉人の伝記映画というジャンルで、私はこれまで本当に面白い作品に出会った記憶がなかったのですが、この作品こそは文句なく抜群の会心作だと感じました。

    その理由は、この映画の構成にあります。

    死んでしまった人に対する、生き残った者からの一途なラブストーリーなんですよね。

    もう地上に存在しない人への愛。
    もはや存在しないと頭の半分では分かっていながらも、でも心には愛情が溢れて止まらない。
    その一途な愛情を軸としてサッチャーの生涯を描いているから、ストーリーもブレないし、会心の作品に仕上がったのだな、と感動したのでした。

    この作品を観てから、いわゆる伝記物映画が面白くなかった理由が分かった気がします。

    人生とは偶然との遭遇の繰り返しです。

    織田信長などのように「国を征服する」というような大テーマによって人生を語れる人物の伝記なら、話はまた別なのですが、いわゆる偉人の伝記物は、偉人が遭遇する偶然の比率が大き過ぎて、ストーリーに必然性がありません。

    だから一人の人間の人生をそのまま追って映画にすると、物語としての面白さに欠けるのだな、と気がついたのでした。

    この作品は違います。
    脈略なく遭遇する偶然を、一途な愛という一本のテーマの中に包含して物語を成立させたのです。

    だから巨大な業績を上げた人の、しかし純粋で骨太なラブストーリーとして成功したんですね。

    ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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  • rikoriko2255

    tom

    3.0
    2013/3/3

    特にサッチャー氏に興味がなかったんで
    ああそうなんか…と思う程度です。
    すごく意志の強い、判断力のある人だったんですね。
    この作品はメリル・ストリープの演技に感心させられる
    ってことが第一の作品なんでしょう。
    そういった意味では、すごく感心させられました。

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  • rikoriko2255

    YO99

    3.0
    2012/4/9

    カミさんのお供で観賞。これを何故に“映画”にしたのか?そうすべき必要性に思い至りませんでした。「マリリン~7日間の恋~」を観た後だっただけに余計に強く、そう感じたのかもしれません。唯一、メリルさんの驚異的な演技、なりきり似過ぎには脱帽です!
    サッチャーさんの晩年(現在)、認知症が発症し幻想&妄想と回顧&懐古に暮らす、世界的に有名であった老女の今日を切り取ったといえる作品です。
    “老い”という現象は人間が生きている限り、形は違っても必ず巡り合う宿命に有ります。自然なものとして、披瀝せずに傍観するだけでも良かったような気がします。老境をネタ化されるのが有名人の宿命だとしたら、苦しくなる気がします。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    4.0
    2012/3/31

    イギリス、女性初の首相。男ばかりの議員に囲まれ、責められ、四面楚歌状態もしばしあり。
    それでも‘鉄の女’と言われるがごとく、自分の信念を突き通す。
    若い頃から政治に関心を持ち、キャリアを目指す。落選するもののその時から側にいたのは夫のデニス。若かれし頃の2人は初々しく、いじらしい。
    首相になって常に幹部に囲まれているけれど、心のよりどころはいつだって彼だった。
    冷戦やフォークランド諸島問題、不況、様々な問題に息つく暇もない。市民は彼女に対し女性だからと文句を言い、デモを行うが約10年も就任しているのは人々からの信頼があり、やはりできる女なのだ。
    1年ももたないどこかの首相こそご覧なれ。
    命の危険に遭っても、頑として決行する。それは人々の希望ではなく、自分の野心となりそうだったとしても。身の危険も案じず、ぬくぬく子供のケンカのようなことを日々しているどこかの国の政治家たち。
    どんどん世界から見放されていく…国際的会談の集合写真で一目瞭然、でしょう!?
    しかし就任していても彼女、家族の食事は用意していたというんだから、リスペクトとしか言いようがない。
    M.ストリープの受賞は長かった。3度目とはいえ、前回の受賞からだいぶ年数が経っておられる。しかしアカデミー会員はロイヤリティに弱いなぁ。自分たちに歴史がないからでしょう。

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  • rikoriko2255

    barney

    3.0
    2012/3/6

    引退しておばあさんになったサッチャーの過去と現代を、亡くなった夫と会話して振り返る!?
    サッチャーだけには夫が見えてるから、ま~ぁ周りから見たらおかしくなったと思われてるわけで........................。
    結構行ったり来たりで疲れました。おかげで久々に睡魔が訪れました。

    タイタニックのように最初と最後に振り返ってる様子が出るようにしたらよかったのに......................。
    行ったり来たりが頻繁で、サッチャーがどのようにしてきたっていう流れがちょっと軽減しちゃってた感じが............。
    亡くなった旦那さんとの会話は何気に面白かったけどね。

    今回メリル・ストリープは、アカデミー賞授賞式で、見事主演女優賞を受賞した。
    演技もそうだけど、若かれし首相から引退後のおばあちゃんまで、特殊メイクの助けもあり、お見事な演技でした。
    味がある女優さんですよね。

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  • rikoriko2255

    3.0
    2012/3/6

    コレは、想像と違って、初の英国女性首相の話じゃなくて、栄華を誇った女性の老いた晩年の話なの。
    混沌とする記憶。意識を支配する思い出。
    過ぎ去った栄光と挫折の日々。
    今は衰え、愛する人は去っていく・・そんな一女性の話。
    その栄華が首相と言う職だったに過ぎないの。

    どんな人にも老いはやって来る。それこそ、平等に。
    どんなに恵まれていても、訪れる最後は同じなんだなぁ・・
    忘れられ、同情され、愛する人を失って孤独になっていく・・
    唯一人間にとって平等な事かも知れない・・そう思いました。

    プレミア会場に来ていた某元首相を見てもそう感じました。
    老いたなぁ・・

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    ネタバレあり
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