死刑弁護人:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
死刑弁護人
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死刑弁護人

2012年6月30日公開、97分、ドキュメンタリー/社会派
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「オウム真理教事件」の麻原彰晃や「和歌山毒カレー事件」の林眞須美など、多くの死刑事件を請け負ってきた弁護士・安田好弘を追ったドキュメンタリー。監督は「平成ジレンマ」の齊藤潤一。ナレーションを「マイウェイ 12,000キロの真実」の山本太郎が担当する。

ストーリー

死刑事件を請け負う弁護士は少ない。“極悪人の代理人”“人殺しを弁護する人でなし”世間から様々なバッシングを受けるだけでなく、人命が奪われた事件を通し、加害者と被害者双方の悔恨や悲嘆に苦悶することになるからだ。しかし、安田は“悪魔の弁護人”と呼ばれようとも、依頼人を背負い続ける。「事実を出して初めて本当の反省と贖罪が生まれる。どうしたら同じことを繰り返さずに済むのか、それには、まず真実を究明しなければならない」。貧困と富裕、安定と不安定、山手と下町。凄惨な犯罪は境界で起きることが多い。生まれ育った環境が生む歪みを無視し、加害者を断罪することに終始することが、事件の解決と言えるのか。「誰が何を裁くのか?」裁判は、犯罪を抑止するために、材料を洗い出す場でもあるはずだ。安田の生き様から映し出されるのは、この国の司法のありようなのだ。

キャスト

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2012/6/4(月)更新

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作品データ

製作年
2012年
製作国
日本
配給
東海テレビ放送(配給協力 東風)
初公開日
2012年6月30日
上映時間
97分
製作会社
東海テレビ放送(協力 フジテレビ=関西テレビ=テレビ西日本=テレビ新広島)
ジャンル
ドキュメンタリー社会派

[c]東海テレビ放送
[c]キネマ旬報社