赤道を泳ぐ女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
赤道を泳ぐ女
赤道を泳ぐ女
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赤道を泳ぐ女

1932年公開
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「彼女は金満家がお好き」「罪は若きにあり」のジョン・G・ブライストーンが監督した映画で、アルフレッド・C・ケネディー作の舞台劇“After the Rain”を「デリシャス」のガイ・ボルトンが脚色したものである。主役は「真実の力」「彼女は金満家がお好き」のスペンサー・トレイシーと、「タッチダウン」「頬は薔薇色」のペギー・シャノンで、「デリシャス」のラウル・ロウリン、「偽りのマドンナ」のウィリアム・ボイド「明暗二人女」「ミラクルマン(1932)」のアーヴィング・ピチェルが助演している。キャメラは「怪盗往来」「デリシャス」のアーネスト・パーマーの担当である。

ストーリー

キッドーはシンガポールの荒くれマドロスを華客とするキャバレエの唄い姫だった。彼女のパトロンは帆船の船長ボイントンであった。ある夜更けてキッドーが寝床に入ろうとしているとき、酔っぱらったマドロスが彼女の部屋に闖入して彼女に暴行を加えようとした。キドーは絶体絶命、手近にあった水瓶をつかむやマドロスの頭目がけて発止と放った。水瓶が砕けるとともにマドロスの頭蓋も砕けたかそのまま死んでしまう。彼女は着のみ着のままキャバレエを抜け出してボイントンの船へ駆け込む。かくてキッドーは豪州の近くの一真珠島へ来る。彼女はそこに下船し船はさらに南へ向かった。ところがボイントンの船は暴風雨に遭って沈没し、船長は死んだという記事が出る。真珠採取業者トム・ブライアンはキッドーと愛し合って結婚する。彼女は初めて幸福を感じた。トムは使用人のジムが真珠採取中、大蛸に襲われたのを助けてやる。ジムは深くその恩に感じた。死んだと思われたボイントンが突如姿を現したのはそれから間もなくだった。キッドーの幸福の夢は破れる。が一夜ボイントンは背を刺されて、殺された。その下手人はキッドーと黙されたがジムが真犯人を名乗り出たので彼女は放免される。ジムは引き立てられていく途中主人トムに会いたくなって逃走を企て、警官のピストルにに倒れる。かくてキッドーとトムとの幸福は雨降って地固まる如くいよいよ深くなったのである。

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作品データ

原題
The Painted Woman
製作年
1932年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1932年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社