赤熱の抱擁:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
赤熱の抱擁
赤熱の抱擁
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赤熱の抱擁

1929年公開、62分
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ジョン・トーマス・ネヴィル及びデール・ヴァン・エヴァリーが書いたものから「野性の蘭」のウィリス・ゴールドベックとレノア・コフィーが脚本を作成し、「シンガポール」「鉄路の王者」のウィリアム・ナイが監督した。主なる出演者は、「恋多き女」「悪魔の仮面」のジョン・ギルバート、「法の外(1930)」のメアリー・ノーラン、「スピードウェイ」「肉体の呼ぶ声」のアーネスト・トーレンスである。

ストーリー

人跡まれなアフリカ奥地のダイアモンド鉱山の主任ランドのもとへ1通の電報が届いたストーンヒル卿と令嬢が訪れるからよろしく頼むという文面である。やがて数日後、立派な自動車が到着した。ストーンヒル卿は令嬢ディアナをランドに紹介した。ランドは2人を饗応して後、金庫からダイアモンドの塊を取り出して見せた。その時、2人の眼は怪しげに光ったランドが一寸席を外す瞬間令嬢はくだんのダイヤモンドを盗んだ。それと知らぬランドが、ダイヤモンドの袋を金庫に改めて机につくと再び電報が来てストーンヒル卿は遅れて来週到着するとあったので、ランドは初めて彼らが偽物だとわかった。早くもそれを看破した偽ストーンヒル卿のスティーヴは短銃をつきつけたが、ランドは足元の釦を押したので警笛が鳴り、守衛がかけつけて来た。しかしスティーヴもさる者、直ちにランドを捕らえ窓外の運転手に合図して、自動車に備えられた機関銃を見せたので、ランドもいたずらに部下を殺めるも不利と見て、スティーヴの言うまま狩猟にいくと称して悪徒の一味と出発した。一行は果てしもなき砂漠を越して進んだ。炎熱と水に渇したスティーヴの一味は遂に我慢ができずダイアモンドの分配を要求して解散を主張するのでスティーヴは偽物を彼らに与えて別れた。しかしスティーヴも遂に連絡が判らなくなり、ディアナを利用してランドを道案内にしようと図ったが、ランドはその手には乗らなかった。ランドは散々彼らを迷わせたあげく、2人が正しい生活に入るとの言葉を得て緑地に案内したが水を得たスティーヴは再び悪心を起こし、女を与えるからと称して偽物のダイヤモンドを奪って逃げた。ランドとディアナは無事に鉱山へ帰った。スティーヴは道に迷って鉱山の事務所へ連れ込まれて捕らわれの身となった。ランドの不在中ストーンヒル卿一行が到着し、ディアナの処分はランドに一任された。そこでランドは彼女を自由の身としたので既に非を改めていたディアナは彼に深く感謝しやがて2人は楽しき未来を誓ったのであった。

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作品データ

原題
Desert Nights
製作年
1929年
製作国
アメリカ
配給
MGM支社
初公開日
1929年
上映時間
62分
製作会社
M.G.M.映画


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