わたしは目撃者:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
わたしは目撃者
わたしは目撃者
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わたしは目撃者

1972年10月28日公開、115分、ホラー/サスペンス・ミステリー
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謎の連続殺人事件と少女誘拐事件を追う新聞記者の姿を描くサスペンス編。製作はサルバトーレ・アルジェント、監督・原案・脚本はダリオ・アルジェント、撮影はエンリコ・メンチェール、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はジェームス・フランシスカス、カール・マルデン、カトリーヌ・スパーク、ピエール・パオロ・カポーニ、ホルスト・フランク、ラダ・ラシモフなど。日本語版監修は岡枝慎二。イーストマンカラー、クロモスコープ。一九七一年作品。

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ストーリー

フランコ・アルノ(K・マルデン)は、元新聞記者だったが、失明して記者をやめてから盲人のカンを働かせて、謎やパズルを解くことを職業としながら八歳になる姪のロリーと暮していた。ある夜、アルノがロリーに伴われて家に帰るとき車の中で押し問答する二人の会話を耳にした。アルノの家の向いに、人間の染色体を研究するテルジ研究所があった。テルジ博士を始め、エッソン、カソニ(A・レジアー二)、ブラウン(H・フランク)などトップクラスの教授たちがいた。ある夜、この研究所に何者かが忍び込んだが、貴重なものが盗みだされた形跡はなかった。研究所に何か事件が起こったことを感じたアルノは、新聞記者ジォーダニ(J・フランシスカ)にあった。数日後、車の中で話していた、研究所の教授カラブレシが、ホームで列車に轢かれて死んだ。彼の死は事故死として報道されたが、あるカメラマンが事故の直前に偶然に撮影した写真にはカラブレシをつき落とした人間の手がうつされていた。数時間後、ジォーダニとアルノがカメラマンを訪ねると、カメラマンは何者かに絞殺されていた。ジォーダニは早速、テルジ研究所を訪ねて教授たちにあった。テルジ博士の娘アンナ(K・スパーク)にもあった。ジォーダニはアルノの提案により、カラブレシの婚約者であったピアンカに電話をかけ、カラブレシの書類の中に、彼を殺した犯人の手掛りになるようなものはないか調べてほしいと頼んだ。彼女はカラプレシの住所録の中に怪しいものを発見したので、ロケットの中に隠しジォーダニに手渡そうとしたが、彼女もまた何者かのために殺された。度重なる殺人事件は、益々複雑怪奇となり、遂に迷宮入りとなった。やがてアルノは、事件を解く謎は彼女のロケットに隠されていたことに気づいた。ジォーダニとアルノは教会の墓地にある霊安所へでかけた。ジョーダニはアルノを外に待たせ、ピアンカの棺を開け、ロケットの中からアドレスを書き入れた紙片を取った。そのとき、急に何者かに襲われ、ジョーダニは霊安所に閉じこめられた。アルノはいつも持っている仕込杖で暴漢に傷を負わせて撃退した。その男は逃げる間際、ロリーを人質にした、事件から手をひかなければロリーを殺すといった。アルノの猟犬のような鋭いカンが働きだした。犯人は研究所の教授だった。研究所の秘密を盗みだし、それを売って私腹をこやしていたが、次々に発覚し、その度に殺人を犯していたのだ。

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作品データ

原題
IL GATTO A NOVE A CODE
製作年
1971年
製作国
イタリア 西ドイツ フランス
配給
20世紀フォックス映画
初公開日
1972年10月28日
上映時間
115分
製作会社
Labrador Films=Seda Spettacoli=Terra-Filmkunst
ジャンル
ホラーサスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社