嵐の花嫁:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
嵐の花嫁
嵐の花嫁
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嵐の花嫁

1926年公開
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ジェームズ・フランシス・ドワイヤー氏作の小説をマリアン・コンスタンス・ブラックトン女史が映画脚色し、「奔流天に騰る」「極楽トンボ三人連」等と同じくジエー・ステユアート・ブラックトン氏が監督したもので、主役は「知略三段返し」「海の野獣」等出演のドロレス・コステロ嬢が勤め、「知略三段返し」「奔流天に騰る」等出演のジョン・ハロン氏が相手役を演じ、オツトー・マテイーソン氏、シエルドン・ルイス氏、タイロン・パワー氏、ジュリア・スウエイン・ゴドン嬢等は助演している。

ストーリー

蘭領東印度諸島近海を航海中の一米国商船が難破した時は生存者は1人も無かったと伝えられたが、1人の米国婦人とその八歳になる娘とが孤島の灯台守に救われたのだった。婦人は最後の息を引き取る時に米国のメエリイランドのフイツツヒユウ家に娘フェイスを伴って行けば相当の謝体をするからと遺言した。かくて可憐なフェイスは3人のオランダ人--頑固な悪知恵にとんだ親爺のジヤコビとその息子で残忍な無法者のビエトと阿呆者の孫息子ハンス--に育てられた。彼女は「メエリイダンド」の歌を除いては生まれ故郷の言葉を忘れオランダ語を話すようになった。彼女は愛とか親切とかは知らずに3人の男の残忍な虐待をのみ味いつつ成長した。貪欲なジヤコビとビエトはフェイスを直ぐには故国に返さず阿呆のハンスと結婚させてから連れて行き彼女の財産を自由にせんとたくらんだ。ビエトは一先ずフェイスの財産をしらべに渡米しその宏大な所領を見て驚嘆した。そして帰ってくるとフェイスの弱々しい優しい美しさに打たれて自分が彼女と結婚しようとした。しかしジヤコビ爺は彼女の婿はハンスだと言ってきかなかった。灯台付近の海底電線を修理に来た米国の潜水艦バルチモア号乗り組みの若い将校デイツク・ウエインはフェイスが歌っている「メエリイダンド」の歌を聞き、美しいフェイスの姿を見て恋して仕舞った。2人は言葉は通じなかったけれどもフェイスは、不幸であること、ハンスとの結婚を恐れていることをデイツクに知らせた。翌日フェイスがデイツクと逢ったことを知ったオランダ人共は彼女を閉じ込め、早く結婚させようとしていた。デイツクが行くとそんな女はいないと言い張ったが、格闘の末彼はフェイスを救うことができた。

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作品データ

原題
Bride of the Storm
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
東西映画社
初公開日
1926年
製作会社
ウォーナー・ブラザース映画


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