カルロス(2010):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
カルロス(2010)
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カルロス(2010)

2012年9月1日公開、326分、アクション
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革命を夢見たテロリスト、イリッチ・ラミレス・サンチェスがのしあがるために起こした多くの事件、ヒーロー視される栄光の瞬間、そして転落していく様を全3部に渡り描くアクションドラマ。オランダ、イギリス、フランス、ドイツ、シリア、イエメンなど10数ヶ国で撮影が敢行された。監督は「クリーン」「夏時間の庭」のオリヴィエ・アサイヤス。主演は「タイタンの逆襲」「チェ28歳の革命」のエドガー・ラミレス。ほか、「ボスタ! 踊る幸福の赤いバス」のロドニー・エル・ハッダード、「愛の涯 私は風になった」のアレクサンダー・シェアー、「ずっとあなたを愛してる」のオリヴィエ・クリュヴェイエらが出演。2010年カンヌ国際映画祭特別上映作品。

ストーリー

暗号名カルロスを名乗っていたベネズエラの活動家イリッチ・ラミレス・サンチェス(エドガー・ラミレス)は革命を夢見ていた。パレスチナ解放人民戦線の補佐としてジョセフ・エドワード・シーフを銃撃。日本赤軍によるオランダ・ハーグのフランス大使館銃撃の支援、西ドイツのテロ組織・革命細胞とともに起こしたオルリー空港でのイスラエルの航空機砲撃など、数々の事件を経て評判を上げていく。政情により石油輸出機構(OPEC)を味方につけ原油価格を30%値上げしたい、パレスチナ解放人民戦線と協力関係にあるイラクのサダム・フセインは、値上げ強行の妨げとなるサウジアラビアの石油相とイランの石油相を抹殺するという作戦に、カルロスを指名。1975年、カルロスは西独革命細胞やパレスチナ解放人民戦線の同士たちとオーストリア・ウィーンにあるOPEC本部を襲撃。アラブ各国の首脳たちを人質に取り、関係者を誘拐、アルジェリア、リビア、チュニジア各国で革命の支持を訴えるカルロスたちに、世界各国のマスコミが注目する。その後カルロスはシリアの庇護のもと、武器の密輸やヨーロッパでのテロ事件の黒幕として暗躍。しかし、ベルリンの壁が崩壊し、冷戦が終結した。革命家として存在していたカルロスの立場が変化。支援者を失い、カルロスはスーダンへ逃亡する。酒と女におぼれる中、各国の情報機関が彼を追い込もうとしていた……。

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作品データ

原題
CARLOS
製作年
2010年
製作国
フランス=ドイツ
配給
マーメイドフィルム
初公開日
2012年9月1日
上映時間
326分
製作会社
Films en Stock
ジャンル
アクション


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