リアル 完全なる首長竜の日|MOVIE WALKER PRESS
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リアル 完全なる首長竜の日

2013年6月1日公開,127分
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第9回「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた、乾緑郎の小説を佐藤健&綾瀬はるか主演で映画化したミステリー。自殺未遂で昏睡状態になった恋人を救うため、最新技術で彼女の意識の中へ入っていく主人公が、“現実”と“仮想”が混沌する世界で新たな事実に遭遇する姿を描く。監督は『トウキョウソナタ』の鬼才・黒沢清。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

浩市の幼なじみで恋人の淳美が理由も告げずに自殺を図り、昏睡状態に。浩市は眠り続ける患者と脳内意思疎通ができる“センシング”という技術を知り、受ける事に。“センシング”を繰り返すうち、浩市と淳美の意識は混線しはじめ、奇妙な光景を目にするように。そして、ある日、浩市はかつて2人で過ごした飛古根島へ向かう。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
日本
配給
東宝
上映時間
127分

[C]2013「リアル〜完全なる首長竜の日〜」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    potewoods

    4.0
    2013/6/3

    夢の中の感覚の方が、特に怖い夢を見た時なんかは、現実以上に「リアル」に感じることがある。そんな感覚に近いような、夢を見ているような映画だった。

    まさに黒沢節というべき、日常を映しても不穏な鉛色の空気が漂っている映像で、淡々と、ぬかりなく、妖しい世界へズブズブと沈み込んでゆく、、、。

    ジャンルで言うと何なの?と聞かれると、ホラーだし、SFの論理的現実性がありながらファンタジーでサスペンスでラブストーリーでもある。と、まあ黒沢映画をいくつも見たことない人には分かりにくいかもしれないが、いつものそんな感じだ。

    フィロソフィカルゾンビとやらの顔の不気味さが、なんだか癖になりそう?何度見ても気持ち悪いんだけど、どこか笑ってしまうような滑稽さを感じる。

    黒沢清の映画はいろんなモノが象徴的に使われるから画面のあちこちを観察すると面白いし、ストーリーの展開も察知できたりする。そんな中、結構序盤の方からある、螺旋階段の横に白いシーツをかぶった死体が壁にかけられているように見えて、あれはいつ使われるのかなーなどと思っていたら何にも触れられなかった。何か意味ありげにカメラワークの中に取り入れられていた(あるいは意図されたようにそこだけ柱で隠されたりしていた)ように思ったんだが気のせいか。あれ、私の見間違いだったのでしょうか?確か真っ白な足が下から覗いてたように見えたのだけど、、、。
    しかしまあ、こういう見間違いをさせるのは、映画として成功してるということ。

    役者もみんな良かった。佐藤健の常に眠たそうなあの声が、映画の中に絶えず立ち込めている霧のように、ヴェールをかけて映画の夢幻性を醸し出していた。この声はホントにこの映画にとって重要な成分となっているとおもう。
    綾瀬はるかの透明感も、水のエレメントのように見えてくる。澄ましている時はそれこそ水のように穏やかだが、一旦うねり出してその身体性が躍動するととても力強い。それはまた彼女の真っ直ぐな意思の強さとも符合する。
    染谷将太のとぼけた表情もいい味出してる。

    後半からクライマックス、なかなかムチャな力技に見えたけど、それでもなかなか面白かった。

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  • rikoriko2255

    ミチさん

    4.0
    2013/6/2

    残念ながら、食べ合わせが悪かった。『オブリビオン』と一緒に観たので、やはり軍配はオブリに上がる。
    SFは確かに既定概念の打破という命題があるので、まあ、何でもあり、なんですが、あまりに縛りがなくなると逆に面白くなくなるという、難しいジャンルですね。
    さて、本作ですが、黒沢清監督に、佐藤健、綾瀬はるかの配役と聞けば、誰が考えても凄い作品ですよね。私が出資者だったら、2000万でも3000万でも出しちゃう気がします。
    残念なところをまず述べますと、主役の首長竜が最後、ようやく出て来るんだけど、これが悪役だったこと。これって、ちょっとがっかりで、少年少女の期待を裏切るんだなあ!まあ大人の感覚では分からないことないけど。
    綾瀬はるかについて言うと、私は基本的に好きな女優さんです。『僕の彼女はサイボーグ』以来のファンです。作品の前半と後半で役割が違いますが、前半の方が好きですね。つまりこの人は、不条理系のぞくぞくする役割が得意で、普通のお嬢さん役になってしまうととたんに魅力がなくなるという感じかな。ただ、鉄柵から飛び降りるシーンでは本当に痛そうで、びっくりしたけど・・・。
    佐藤健は、『るろうに剣心』で凄い役者だと思ったけど、本作では、ちょっと常識人で、面白さ半減かな。
    そして黒沢監督。基本的に好きな監督ですが、ちょっとこの作品は、ホラー色が強いのでは?あまりムチャをやるとかえって面白くなくなってしまいますよ。
    ということでほめているのか、けなしているのか分からない批評になってしまったけど、基本的には良い作品だと思います。ただ、SFとは、とかミステリーとは、とかシリアスに考えている人にはちょっと不満かな、という感じです。

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  • rikoriko2255

    barney

    4.0
    2013/5/28

    始まりはちょっと異様でグロっぽくてホラーっぽさもあったりで..................。
    昏睡状態になってる恋人の意識の中に入り込んで..............っていうものなんだけど。
    前半がちょっと異様なだけに、どんでん返しがあるが後半は普通っぽい。

    結局のところモリオのやきもち???
    好き嫌いはあると思うけど、前半の異様さにゾクゾク・ハラハラします。

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