ゼネレーション:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ゼネレーション
ゼネレーション
-

ゼネレーション

1971年2月2日公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

今日の若者の生き方と親の考え方の断層をユーモラスに描いた作品。製作総指揮はレオナード・ライトストン、製作は原作戯曲の作者でもあるブロードウェイ出身のフレデリック・ブリッソン、監督は「ペンダラム」のジョージ・シェーファー。脚色はウィリアム・グッドハート、撮影はライオネル・リンドン、音楽はデーヴ・グルーシン、編集はジェームズ・T・ヘッカートがそれぞれ担当。出演は「宇宙からの脱出」のデイヴィッド・ジャンセン、新人キム・ダービー、ほかにカール・ライナー、ピート・デュエル、アンドリュー・プラインなど。テクニカラー、スタンダード。1969年作品。

ストーリー

ドリス(キム・ダービー)とウォルター(ピート・デュエル)は質素な結婚式をあげ、ニューヨークの貧相なアパートに居をかまえた。ドリスはすでに妊娠9ヵ月、広告会社重役の父親ジム(デイヴィッド・ジャンセン)は突然の結婚の知らせを受け、娘の所へ向かった。新進の写真家のウォルターとドリスは、2人とも自由主義者で、ジムとウォルターは出会いからうまくいかなかった。アパートについたジムは、娘の大きなおなかと、生活環境の悪さにおどろき、さらにウォルターが手製の器具で、出産を助けようとしていることを聞き、空恐ろしくなった。翌日、ジムは学生仲間で、現在産科医を開業しているスタン(カール・ライナー)と、以前ドリスの婚約者であったある会社の法律部門担当者ウイン(アンドリュー・ブライン)に会い、娘夫婦のことに関して相談をもちかけた。2人の意見は、あまりこの件に口出ししてはいけないとのことだった。そこで、ジムはドリスとウォルターに、親というものは子供のために犠牲になるものだ、と話すが、ドリスは、親のそういう精神構造が、かえって重荷になって、やりきれなかった、と反発した。やがてドリスに陣痛が始まり、ウォルターは出産準備におおわらわ。ジムはスタンとウインに相談をもちかけること以外、なすすべを知らなかった。しかし、出産は逆子のためウォルターの手に負えなくなり、彼はスタンに助力を求めてきた。医者のスタンは手際よく子供をとりあげ、家庭での出産に関して当局には納得いくように話す、と伝えた。ジムはウォルターの真剣な様子に好意を感じ、2人は初めて人間的結びつきの深さを味わった。いま、若夫婦とその父親は元気よく産声をあげる男児を中に、喜色満面の顔でむかいあっていた。(ブエナ・ビスタ配給*1時間44分)

フォトギャラリー

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Generation
製作年
1969年
製作国
アメリカ
配給
ブエナ ビスタ
初公開日
1971年2月2日
製作会社
ジョセフ・E・レビン・プロ作品


[c]キネマ旬報社