0011ナポレオン・ソロ 消えた相棒:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
0011ナポレオン・ソロ 消えた相棒
0011ナポレオン・ソロ 消えた相棒
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0011ナポレオン・ソロ 消えた相棒

1966年10月1日公開
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「ギロチンの二人」のヘンリー・スレッサーの原作をハワード・ロッドマンが脚色し、新人E・ダレル・ホーレンベックが監督した「0011ナポレオン・ソロ」シリーズ第4弾。撮影はフレッド・コーネカンプ、音楽をジェラルド・フリードが担当している。主演はおなじみのロバート・ヴォーンとデイヴィッド・マッカラムのコンビ。そしてこれもレギュラーのレオ・G・キャロルにモーリス・エヴァンス、ヴェラ・マイルズ、ドロレス・フェイス、ハリー・デイヴィス、イボンヌ・クレイグなどが絡む。製作は「マードックの拳銃」のボリス・イングスターが当たっている。

ストーリー

ロンドン。1952年にノーベル生理・医学賞を受けたランサー教授が行方不明になった。早速、アンクルは、ナポレオン・ソロ(ロバート・ヴォーン)とイリヤ・クリヤキン(デイヴィッド・マッカラム)に教授捜査を指令した。ソロは、教授の娘ローレライがパリの高級衣裳店ド・サラでファッション・モデルをしていることを突きとめ、パリへ飛んだ。しかし、店の主人マダム・ド・サラ(ヴェラ・マイルズ)は、何故かソロを避けローレライを会わそうとしなかった。加えて翌日、ローレライの死体が発見されたからたまらない。ソロはサラの身元を洗う一方、ランサーの行きつけというロンドンのバイラム・クラブへ踵を返した。サラの身元がわれた。彼女は幼くして孤児となり、政界の大立者で現在は引退しているノーマン(モーリス・エヴァンス)に育てられた。そして、彼女が物心つき、ノーマンを愛し始めた時ノーマンはあまりにも歳をとりすぎていた。異常な形でノーマンを愛するサラは、手段を選ばずノーマンに尽くした。そこでランサー教授に若返り法研究を依頼したのだった。一方、バイラム・クラブに足を運んだソロを待ち受けていたものは、意外にもスラッシュの無法者たちだった。無論獲物は若返り法だ。教授の研究は成功した。ノーマンはサラとの結婚を決意し社会復帰を宣言した。スラッシュの魔手がのびたのはその時だった。教授を誘拐し、さらに世界征覇という甘言でサラを抱きこんでしまったのだ。そしてノーマンも力づくで協力を承諾させた。すなわちノーマンの権力を用い、若返り法で人類滅亡を計画したのだった。しかしながら、ノーマンは政界の同士を集めてのパーティーの席上、良心の呵責に耐えきれずその秘密を暴露してしまった。怒り狂ったスラッシュは見境いなく暴れまわったが、ソロとイリヤに一網打尽に捕らえられた。一方、自分の研究が悪用されるのを悲しんだ教授は、若返り機に爆薬をしかけ、スラッシュ本部もろとも木ッ端微塵に吹き飛ばしてしまった。アンクルの手許に研究の記録が無事戻ったのはいうまでもなかった。

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作品データ

原題
One of Our Spies is Missing
製作年
1966年
製作国
アメリカ
配給
メトロ
初公開日
1966年10月1日
製作会社
アリーナ・プロ


[c]キネマ旬報社