善良なる悪人:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
善良なる悪人
善良なる悪人
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善良なる悪人

1919年公開
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例によってC・ガードナー・サリヴァンの原作、フレッド・ニブロの監督、エニッド・ベネット主演という三角関係で作られたもの、相手役にロイド・ヒューズとナイルス・ウェルチとが出る。

ストーリー

ディック・アーミテーヂは主人のウォルター・ハスケルの金を盗むつもりはなかった。ほんの一時の出来心から、それもあとで返すつもりで盗んだのであるが、情もないハスケルは彼を捕らえ自白書を書かせ3日間にその金を返さなければ告発すると脅かした。ディックの姉シャーリーは健気な女であった。弟を救い我が家の名誉を保つため、自ら進んでハスケルの速記者になった。しかし彼女はハスケルの卑しい欲望を知った時いかに驚き怒ったことであろう。しかしこれも弟を助けるためと耐え、その自白書を手に入れようと金庫を開こうとしてハスケルに発見され、彼の妻からもあらぬ誤解を受ける。しかもその晩ハスケルは何者にか殺されていた!疑いは当然シャーリーの身にかかる。けれども辛さ、悲しさをなめつくした末、シャーリーは身の潔白を証し愛人の温かき腕に抱かれる身となる。

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作品データ

原題
The Virtuous Thief
製作年
1919年
製作国
アメリカ
配給
日活輸入
初公開日
1919年
製作会社
パラマウント・インス映画


[c]キネマ旬報社