底抜けやぶれかぶれ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
底抜けやぶれかぶれ
底抜けやぶれかぶれ
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底抜けやぶれかぶれ

1958年4月1日公開、コメディ
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ゴルフ熱全盛時代にこたえて入荷した、底抜けコンビの旧作。サム・スニード、ベン・ホーガン等のプロ・ゴルファーを2人に配した喜劇の一編。エドモンド・L・ハートマンとダニー・アーノルドが、アーノルド自身の原作を脚色、ケン・イングランドが追加台詞を書いている。監督は「歓びの街角」のノーマン・タウログ。撮影は「底抜け西部へ行く」のダニエル・L・ファップ。音楽はジョセフ・J・リリー、「底抜けのるかそるか」のディーン・マーティンとジェリー・ルイスのコンビに「豹の爪」のドナ・リード。「ラプソディー」のバーバラ・ベイツが加わって主演。ジョセフ・カレイア、フレッド・クラークが助演する。

ストーリー

ニュー・ヨークのパラマウント劇場のショーに出演中の、ジョー・アンソニー(ディーン・マーティン)とハービー・ミラー(ジェリー・ルイス)のコンビは大人気だった。楽屋には彼等のほかにジョーの父母がいて、記者のもとめによって2人の生い立ちを話しはじめる。ジョーは船に弱かったので、父のやっている漁業をつぐことが出来ず家出し、いろいろな職についた末、一文なしになって家にかえってきた。ハービーは有名なゴルフの選手の父の血をひいて、ゴルフが巧かったが、群衆恐怖症のため試合で実力を出せず、彼も家出した。デパートで働いているうち彼はジョーの妹リザ(バーバラ・ベイツ)と恋仲になったが、失敗でクビになる。リザは失意の彼を家につれかえり兄のベッドにねかせた。ジョーがもどってきて一騒動になったが、リザの説明で2人は親友になった。ハービーの仕込みでゴルフに上達したジョーは、トーナメントに出るほどになり、キャディとして彼につき、コーチするハービーとコンビを作った。初のトーナメントに優勝、ジョーは名選手とうたわれるようになり、社交界の花形ケイシー・テーラー(ドナ・リード)と知り合う。彼女の家に滞在して、ジョーはトレーニングをすることになったが、名士となった彼は酒にひたり、ケイシーと喧嘩して邸をとび出した。次のトーナメントが近いので、ハービーとケイシーは警察にたのんで彼をつれもどしたが、油断している間に逃げられた。2人はジョーの出現を期待して、トーナメントの当日、会場に出かける。ハービーがそばでコーチしなければ、ジョーは勝つことが出来ないし、ジョーがいなければハービーの技術は生かすことが出来ないのである。会場で、ジミー・トムスン、サム・スニード、ベン・ホーガン等とジョーの組がスタートする時間になって、警察から電話がかかってきて、はじめてジョーが留置場にいることが解った。ハービーの工作で時間をひきのばし、ジョーが到着して試合は開始されたが、彼はハービーの助言を聞こうとせず、ゲームは混乱し、彼の父母やリザまで加わって会場は大騒ぎとなった。ケイシーとリザが力を合わせて奮闘し、やっと一同は脱出する。間もなく料理店に改装されたジョーの家に、「ゴルフの英雄ジョーとハービー」の看板が出された。2人の舞台は大成功。申し込みは殺到し、両人は全米の人気スターとなった。そこでジョーの父の話は終わって、2人は舞台に出ていった。客席では、ケイシーとリザがそれぞれの恋人に拍手していた。

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作品データ

原題
The Caddy
製作年
1953年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント
初公開日
1958年4月1日
製作会社
パラマウント映画
ジャンル
コメディ


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