異国に生きる 日本の中のビルマ人:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
異国に生きる 日本の中のビルマ人
異国に生きる 日本の中のビルマ人
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異国に生きる 日本の中のビルマ人

2013年3月30日公開、100分、ドキュメンタリー/社会派
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弾圧を逃れるために軍事政権下のビルマを離れて来日、日本で民主化運動を続けてきたビルマ人青年チョウチョウソーの姿を14年間に渡って追ったドキュメンタリー。社会の中に自分の生きる道、幸せを模索するその姿を通して、“愛国心”の意味を問いかける。監督は「“私”を生きる」などで高い評価を受けてきた土井敏邦。

ストーリー

1991年。ビルマ人青年チョウチョウソー(通称:チョウ)は、祖国ビルマ(現:ミャンマー)の軍事政権からの弾圧を逃れ、家族を残したまま政治難民として日本に渡ってきた。生活のためにレストランで働きながら、祖国で封じられた民主化運動を続ける日々。数年後、祖国に残してきた妻ヌエヌエチョウとの再会が何とか叶うと、日本でビルマ料理店をオープン。2人での亡命生活が始まる。第三国タイでようやく実現した14年ぶりの老父との再会。しかしその後、父の死の報せにも、帰国は実現しなかった。日本滞在はすでに22年だが、彼の前には日本の難民政策の壁も立ちはだかる。生活にも慣れ、暮らしも安定してきたが、そこはチョウにとって将来の保障もなく、祖国に貢献する役割も担えない“異国”であり、自分の居場所ではない。“家族に会いたい”、“祖国で暮らしたい”と願う反面、“祖国の民主化運動”のために望郷の想いを捨てなければならないというジレンマ。その狭間で揺れ、迷ってきたチョウは、今の祖国の民主化をどう捉え、その中でどう生きようとしているのか……。

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作品データ

製作年
2012年
製作国
日本
配給
浦安ドキュメンタリーオフィス
初公開日
2013年3月30日
上映時間
100分
ジャンル
ドキュメンタリー社会派


[c]キネマ旬報社