レイルウェイ 運命の旅路|MOVIE WALKER PRESS
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レイルウェイ 運命の旅路

2014年4月19日公開,116分
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英国人将校の壮絶な戦争体験や妻の献身的な愛をつづり、「エスクァイア」誌ノンフィクション大賞に輝いたエリック・ローマクスの自叙伝をコリン・ファース主演で映画化したヒューマンドラマ。第2次世界大戦時に日本軍がタイからビルマへの物資輸送のために計画し、多くの死者を出した泰緬鉄道建設にまつわる悲劇がつづられる。

予告編・関連動画

レイルウェイ 運命の旅路

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

第2次世界大戦時に日本軍の捕虜となり、鉄道建設現場で残忍な扱いを受けた過去を持つローマクス。辛い記憶を抱えつつも、妻パトリシアのおかげで、平穏な日々を過ごしていたが、ある日、戦時中に現場にいた日本人通訳の永瀬が生存し、タイで戦争体験を伝えようとしている事を知る。ローマクスは永瀬と向き合うためにタイへ向かう。

作品データ

原題
The Railway Man
映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
オーストラリア イギリス
配給
KADOKAWA
上映時間
116分

[c]2013 Railway Man Pty Ltd, Railway Man Limited, Screen Queensland Pty Limited, Screen NSW and Screen Australia [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    YO99

    4.0
    2014/5/6

    カミさんのお供で観賞。重かったです。
    日本軍の捕虜になった英軍技術兵。悲惨な強制労働と憲兵による恐怖の拷問。被害者と加害者が、敗戦国と戦勝国が入れ替わって長い年月が過ぎても、その時の記憶は薄れず人生を蝕み続ける。その苦痛に人はどう対処するのか?
    復讐の機会が廻ってきた時にどのような行動をとるのか?
    人間の根源に迫る重厚な作品でした。
    コリンさんの正気と狂気の狭間を揺れ動くような心理描写は圧巻です。ニコールさんもひたすらに立ち直りを信じて耐えて待つ美人妻役を渋く見せてくれます。
    壮絶な実話を基にした本作には、類い稀な重みと迫力が有ります。ハッピーエンドなのですが、どうしても喜べない苦しさは何なのでしょうか?

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  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2014/4/19

    戦時中、拷問にあった者は、その後の人生にどう影響するのだろう。日常生活に支障をきたす人は、多いはず。

    加害者と被害者。
    まさかまたその運命が交差するとは、本人でさえ、想像していなかっただろう。
    戦犯を逃れ、日常に溶け込む、そうと知れば、被害者はどんな報復をしてやろうかと思わずにはいられない。

    戦時下の状況を理解し、寛容になれるのか。
    赦しとは?
    犯した罪の代償は?
    あまりの事の大きさに眩暈がする。

    この映画は日本を敵国として描いているので、日本人にとっては居心地悪い。
    永瀬だけが悪いわけではない。日本だけが悪いわけではない。イギリスだって同じことをしていただろう。どの国でもしていただろう。ただ、やはり各個人が、上からの命令でも拒否した人もいたのではないか。あるいは戦後、即償いの行動があったのではないか。

    なんて、戦争を知らない者は勝手なことを言う。

    さて、この映画のcast4人。C.ファースより若きローマクスを演じたJ.アーヴァイン、そして石田淡朗より真田広之に目を見張る。
    そんなわけで、N.キッドマンほどの大物は要か不要かは不明。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2014/4/11

    色々辛い映画では有りましたが、拷問を受けるシーンで「お母さん!お母さん!どうして助けてくれないの!?」って叫ぶシーンが特に辛くて。「ごめんなさい、ごめんなさい・・行ける物なら今すぐ行くから・・」って思いました。
    あれはきっと母親って立場の人間は、皆辛かったんじゃないかな・・

    この映画を観ながら、私は『飛べダコタ』を思い出していた。
    この戦争の5ヶ月後頃。日本の佐渡に故障のため不時着した英国空軍の飛行機。軍人たちが乗っていた。
    島の人たちは悩んだ末、彼らを助ける。食事と住居を与え、修理を手伝い、滑走路を造る。
    彼らと戦い、戦死した息子を持つ母親も居た。
    彼女が言うんだ。「お母さんがきっと帰りを待って居るから、あなたは無事に帰ってあげて」って。

    戦争は、我が子を奪われる母親に対してとてもとても理不尽だ。本当にやめて欲しい。

    日本人なら誰でも知って居ることだと思うのですが、天皇陛下がラジオで敗戦を告げるその時まで、皆日本は勝っていると信じていて、あと少しの辛抱・・と思っていたんですよね。
    だから、永瀬が衝撃を受けたのも相当だろうなぁ‥と思います。

    戦争で受けた痛みは、相当な物だと思います。勝った側も負けた側も。
    ただ、戦争の恨みを個人に向けるのは、辛いなぁ‥勿論その人が悪夢となって現れたら忘れられないのは仕方ないけど、上から指示された作戦に従っているわけだからねぇ。
    topを恨むのは仕方が無いけど。
    終わって我に返ったら、皆普通の人なんだもんね。
    彼らは通信部で危険な前線で戦って居た訳じゃ無いから、その辺経験がない分トラウマになったのかもしれないけど。
    イギリス人もアイルランド人に酷い仕打ちをしていた時代も有るしね。

    だけど、彼らは会って良かったんだ。その先に進めた。傷付いたのは自分だけじゃ無くお互いだった・・と知ったし。
    時代が違えば友達に慣れた‥を地で行った稀な例だね。

    私たちは忘れがちだけど、第2次世界大戦で、日本はナチスドイツと組んでいた。
    その事を忘れちゃいけないし、もう二度と間違っちゃいけない。
    その為にも日本人は見た方が良い映画だと思います。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    さっちょ

    4.0
    2014/3/27

    これが実話をもとにしている作品とは。
    あまりに残酷な日本兵。サムライ国ゆえの「性:さが」なのか。おそらく捕虜に対して一番残忍な対応だった国かもしれない。他国は一神教であったりして神を信じているし、人間を尊重する姿勢があるのに対して、日本は人命尊重より天皇崇拝・上層部の意見が正しいと思い込まされてきた国だから。今までいくつかの戦争映画を観てきたが、ここまで悲惨なリアルな現実をまざまざと知らしめる内容は初めてかも。
    日本人で出兵し現在生存していらっしゃる多くの方々が当時の状況について口を閉ざしているということを聞いたことがあるが、その理由もわかる気がした。敗戦国だから思い出したくないだけでなく、自分達が犯した罪を感じているからかもしれない。
    戦争は人を狂わせる、力があればどんなことをしたっていいと思い上がらせる。恐怖だ。
    ただ、この作品が素晴らしい点は、過去の地獄が影響して苦しむ生活を送ってきても、人は過去を許し敵を許し心を解放することで前に進めるということを教えていることだ。そして、どんなに苦痛を受けても決して死んではいけない。命が最も尊いということを伝えている。
    過去を避けては道は開けない。だからといって過去の過ちを責め立てるのではく、互いに話し合いをして許しあう・受容する広さがなければ、いつまでたっても憎しみしか残らず進展することはないだろう。
    中国や韓国のトップにも観てほしい作品。まあ観て頂いても日本の残虐さだけを問いただして許容する精神に至らなければ元も子もないが。

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