空駆ける恋:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
空駆ける恋
空駆ける恋
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空駆ける恋

1936年公開
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「豪華一代娘」「私の行状記」のジョーン・クローフォードと「桑港」「妻と女秘書」のクラーク・ゲーブルが「断固戦うべし」「青春の抗議」のフランチョット・トーンを相手に主演する映画で、アラン・グリーンとジュリアン・ブロディーが書卸し、「小都会の女」のジョン・リー・メインが「地獄への挑戦」のマヌエル・セフ及びグラディス・ハールバットと協力して脚色し、「桑港」「愛怨二重奏」のW・S・ヴァン・ダイクが監督に、同じくオリヴァー・T・マーシュが撮影に夫々当たった。助演俳優は「逢瀬いま一度」のレジナルド・オーウェン、「ガルシアの伝令」のモナ・バリー、「支那海」のイヴァン・レベデフ、「春を手さぐる」のウィリアム・デマレスト、「バーバリー・コースト」のドナルド・ミーク等である。

ストーリー

米国の金持娘サリイ・パーカーは欧州のある国の公爵イゴールと婚約が整い、いよいよ結婚式が挙げられることになったが、その時になって相手は結納金が目当であると知ったので、急に結婚が嫌になり何とかホテルから秘かに逃げ出そうと苦心していた。この結婚の記事を取るために派遣されていた新聞記者のマイケル・アンソニイは、自分が記者であることを隠し、彼女の脱走を手伝うことになった。マイケルと競争相手の新聞記者バーニー・ペルスは、サリイと同じホテルに泊まっているスパンダーマン男爵夫妻の会見記を取るためにやってきた。マイケルとサリイは男爵夫妻の飛行服を盗み出して男爵の飛行機に乗って逃げようとした、ところが出発直前に一人の男が男爵婦人にと言いながら花束を差出した。その中には某国の重要書類が匿されてあった。男爵夫妻はスパイで連絡の者が誤ってサリイに手渡してしまったのである。スパイが必ず追っかけて来るに違いないと思った二人は変装してパリに舞い戻った。ところがバーニーがサリイを発見して後をつけた。間もなく男爵夫妻も彼らを見付けて追跡したので、マイケルは巧みに三人をまいてサリイと森の中の古い家で一夜を明かした。その夜二人はお互いに愛を告白した。が翌日になってみるとマイケルの書いたサリイ・パーカーの結婚逃避記がデカデカと新聞に発表されている。腹を立てたサリイは意地から競争相手のバーニーに近づく。しかし二人が汽車でニースに行く途中男爵はバーニーを列車から突追してしまう。彼はパリに来てマイケルに危急を告げたので、再びマイケルはニースにサリイを尋ね、二人の仲は元通りの親しさになったが、男爵の計略にかかって危なくなった時、マイケルは身代わりにバーニーを椅子に縛りつけて置き、不意を襲って巧みにスパイ夫婦を縛った。こうしてサリイとマイケルは手を取ってパリへ引帰したが、哀れなのはバーニーで、その時彼の手を椅子から解いてやるのをマイケルは忘れたままで帰ったのである。

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作品データ

原題
Love on the Run
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
MGM支社
初公開日
1936年
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社