空の王者:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
空の王者
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空の王者

1929年公開
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サブマリンと同じくコノンビア会社の特作品で本映画に出演の俳優ラルフ・グレイヴス氏の原作を元に「サブマリン」「闇を行く」のフランク・キャプラ氏が監督し並びに会話をつけたもので、主演者は「サブマリン」「ドノヴァン」のジャック・ホルト氏、「大飛行艦隊」「サブマリン」のラルフ・グレイヴス氏「愛の曳綱」のライラ・リー嬢の3人で、他にアラン・ロスコー氏、ハロルド・グッドウィン氏、ジミー・デ・ラ・クルーヅ氏が助演している。キャメラはジョー・ウォーカー、エルマー・ダイヤー、ジョー・ノヴァックの3氏が担任。

ストーリー

エール対ハーバード両大学のフットボール試合にレフティー・フェルプスは間違ったゴールへ走って行って敵方に得点をさせ味方から散々罵倒さてた。居たたまれなくなった彼は学校を辞めてニューヨークにでた。そして募集があったのを幸いにサンディエゴ飛行隊へ入った。彼が失策のために世間から笑い者にされているのを知っていた飛行将校ウィリアムスは意気消沈するレフティーを励ました。二人はたちまち親友になった。飛行隊にエノリアという美しい看護婦がいてレフティーは間もなく彼女と親しくなって行ったがウィリアムスが彼女に想いをしているのを知った彼は自分の愛を諦めようとした。ウィリアムスの親切は一通りでなかった。レフティーがある時操縦を誤って機体を大破し飛行隊から除名されんとした時にし一方ならず骨を折って彼の留隊を計らってくれたことがあった。その後二人はニカラグアに起こった反乱鎮定のため派遣されたが、ウィリアムスはエリノアを列車でやって来たことを知りレフティーに自分の恋を彼女に伝えてくれと頼んだ。自分の恋を犠牲にして友のためにレフティーが彼女に会った時、彼女はウィリアムスよりもレフティーを想っていると告げた。彼はその旨をつつまず友に打ち明けた。親しい友のの間に恋の葛藤が起ころうとした時、反乱軍との間に戦端が開かれた。敵地の空へ向かったまま行方不明となったレフティーの身を案じウィリアムスは捜索に出かけ敵の射撃に遭って墜落した。機体故障のたね折よくもそこに居合わせたレフティーは人事不省なれるウィリアムスを助け襲い来る敵を防ぎながら故障機によって逃げかえっった。この勳功のため彼は昔日の不名誉をとりかえすことが出来た。一方エノリアとの恋愛関係に於てレフティーの行動に何等の疾しい点のないことを了解したウィリアムスは潔く友のために己の恋を譲った。

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作品データ

原題
Flight
製作年
1929年
製作国
アメリカ
配給
スター・フィルム
初公開日
1929年
製作会社
コロンビア映画


[c]キネマ旬報社