タイース:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
タイース
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タイース

1917年公開
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基督教徒がまだ迫害を受けていた当時のこと、エジプトの都アレキサンドリアにタイースという美しい舞姫があった。パフナチウスという青年は友のニシアスに紹介され、タイースを訪ねてその美に驚いた。帰宅の途中タイースのことから正当防衛とはいえ1人の男を手に掛けた。ために彼は砂漠へ入って難行苦行に身を委ねひたすら罪の償をすることになる。タイースの淫蕩を教の力で正しき道に導こうと、今は行ない澄まして聖者よと呼ばれたパフナチウスは砂漠を後に都へ還る。卑しい汚れた己の姿を示されて、さしものタイースも罪の恐しさを悟り、浮世の歓楽をあとに砂漠の中の修道院へ来て聖い生活に入った。そしてある夜心の苦悶に耐え兼ねて砂漠へ走り、助けられた時はすでに死に瀕していた。罪の深かったタイースはかくしてついに神を知り、聖者として息を引き取ったが、パフナチウスは却って煩悩の虜となって、死んだタイースの屍にすがり弱き人間の本性を表してしまった。

ストーリー

基督教徒がまだ迫害を受けていた当時のこと、エジプトの都アレキサンドリアにタイースという美しい舞姫があった。パフナチウスという青年は友のニシアスに紹介され、タイースを訪ねてその美に驚いた。帰宅の途中タイースのことから正当防衛とはいえ1人の男を手に掛けた。ために彼は砂漠へ入って難行苦行に身を委ねひたすら罪の償をすることになる。タイースの淫蕩を教の力で正しき道に導こうと、今は行ない澄まして聖者よと呼ばれたパフナチウスは砂漠を後に都へ還る。卑しい汚れた己の姿を示されて、さしものタイースも罪の恐しさを悟り、浮世の歓楽をあとに砂漠の中の修道院へ来て聖い生活に入った。そしてある夜心の苦悶に耐え兼ねて砂漠へ走り、助けられた時はすでに死に瀕していた。罪の深かったタイースはかくしてついに神を知り、聖者として息を引き取ったが、パフナチウスは却って煩悩の虜となって、死んだタイースの屍にすがり弱き人間の本性を表してしまった。

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作品データ

原題
Thais
製作年
1917年
製作国
アメリカ
初公開日
1917年
製作会社
ゴールドウィン映画


[c]キネマ旬報社