天国の門(デジタル修復完全版):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
天国の門(デジタル修復完全版)
天国の門(デジタル修復完全版)
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天国の門(デジタル修復完全版)

2013年10月5日公開、216分
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過剰な製作費の超過と公開後の不評、不入りのために歴史あるハリウッドの映画会社ユナイテッドアーティスツを消滅させたことで知られるマイケル・チミノ監督の問題作が、公開から30年以上の時を経てデジタル修復、216分のオリジナル完全版として復活。出演は「スター誕生」のクリス・クリストファーソン、「ディア・ハンター」のクリストファー・ウォーケン、「エレファント・マン」のジョン・ハート、「ピアニスト」のイザベル・ユペール。撮影は「未知との遭遇」のヴィルモス・ジグモンド。

ストーリー

1870年、東部の名門ハーバード大学の卒業式。総長の祝辞を熱い視線でみつめる生徒たちの中にジェームズ・アベリル(クリス・クリストファーソン)とビル・アーバイン(ジョン・ハート)の顔があった。それから20年、アメリカは混乱期を迎えており、ワイオミングにも、東ヨーロッパからの移民たちが押し寄せ、既に生活を築いていたアングロ・サクソン系の人々とのトラブルが巻き起こっていた。ある日、家畜業者協会の評議会が召集され、リーダー、フランク・カントン(サム・ウォーターストン)は、移民による牛泥棒の対策として粛清の議案を提出した。なんとその人数は125名。その会議にはアーバインも列席していたが、彼はかつての情熱を失い、今は酒浸りの堕落した生活を送っていた。この土地に保安官としてやってきたアベリルは、再会したアーバインから粛清の計画を聞き、なんとか阻止しようと、移民の集まる酒場の主人ジョン(ジェフ・ブリッジス)に協力を求める。そして、彼が想いを寄せる娼館ホッグ・ランチの女主人エラ・ワトソン(イザベル・ユペール)のもとへ行く。彼女を愛しているもう一人の男ネイサン・D・チャンピオン(クリストファー・ウォーケン)は、牧場主に雇われた殺し屋だ。二人の愛の間でゆれ動くエラ。ジョンソン郡に移民一人殺し値50ドルで雇われた庸兵たちが向かっている頃、移民たちの憩いの場のローラー・スケート場・天国の門では、集まった人々に、アベリルが例の粛清の件を告げリストを読み上げた。むごい仕打ちにおののく人々。一方、チャンピオンから求婚されたエラは、彼の家族に紹介され、その誠意に心動かされるが、その日、ホッグ・ランチに戻った彼女はレイプされ、店の女たちは全員惨殺された。カントンの傭兵による仕業であった。一方、天国の門では、移民たちの集会が再び開かれ、人々はそこで団結の絆を固める。その頃、チャンピオンの家が傭兵に襲われ「エラを頼む」という手紙を残して彼は死んでいく。戦いは開始された。予期せぬ移民たちの逆襲で庸兵たちは次々と倒れ、駆けつけた州兵騎馬隊たちによって平定された時は、あたりは死体の山と化していた。新しい出発を誓い合うアベリルとエラ。だが喜びに満ちたエラが、生き残っていたカントン一味に惨殺されるという悲劇が突然襲う。数十年後、今はヨットの上で安定した生活を送っている年老いたアベリル。そんな彼が想うことは若き闘志に燃えた頃の自分、それにチャンピオン、エラのことであった……。

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予告編

2013/8/23(金)更新

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作品データ

原題
Heaven's Gate
製作年
1981年
製作国
アメリカ
配給
(提供 boid)
初公開日
2013年10月5日
上映時間
216分
製作会社
Partisan Productions

HEAVEN’S GATE [c]2013 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
[c]キネマ旬報社