朝日のあたる家:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
朝日のあたる家
朝日のあたる家
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朝日のあたる家

2013年9月28日公開、118分、社会派
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静岡県湖西市を舞台に、原発事故に遭遇した家族の運命を描くドラマ。2011年の福島第一原発事故に直面した人々の悲劇を踏まえて、2013年現在の日本の在り方に疑問を投げかける。出演は「希望の国」の並樹史朗、「ひめゆりの塔」(82)の斉藤とも子、「千年の愉楽」の山本太郎。監督は「青い青い空」の太田隆文。

ストーリー

静岡県湖西市。自然に囲まれた美しいこの町に住む平田一家。父・俊夫(並樹史朗)は農業、母・良枝(斉藤とも子)は主婦、長女のあかね(平沢いずみ)は大学生、妹の舞(橋本わかな)は中学生。どこにでもいるような平凡な家族だったが、あかねは、この町が好きではなかった。大きなショッピングセンターがない。映画館やコンサートホールがない。そう思って都会の大学を受験したものの、合格したのは地元の大学のみ。大都会で就職し、一人暮らしすることを夢見ていたそんなとき、大地震に続いて原子力発電所で事故が発生。やがて避難勧告が発令され、避難所へ移ることになる。1日で戻れると思っていたところ、そのまま何ヶ月も帰れないままに。やがて、仕事を失った俊夫に続き、良枝はノイローゼに。さらに舞も病気を患ってしまう。ようやく許可された一時帰宅も1時間の制限付き。許可が下りたのは、荷物を取ってくることだけだった。湖西市は福島と同じ事態に陥っていった。原発事故はもはや他人事ではなかった。あかねたちの家族もまた、大きな悲しみの渦に巻き込まれて行く……。

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作品データ

製作年
2013年
製作国
日本
配給
渋谷プロダクション
初公開日
2013年9月28日
上映時間
118分
製作会社
映画「朝日のあたる家」を支援する会
ジャンル
社会派


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