大北の掟:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
大北の掟
大北の掟
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大北の掟

1928年公開、西部劇
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「任侠の勇士」「高原の騎士」に次ぐケン・メイナード氏主演西部劇で、ベネット・コーエン氏が書卸した台本によつて、メイナード作品「曲馬王」「蕃地征服」をものしたハリー・J・ブラウン氏が監督したもの。相手役は「岡惚れハリー」「女権拡張」出演のグラディス・マッコネル嬢が勤め、J・P・マッゴワン氏、エド・ブラディー氏、ドット・ファーレイ嬢、ジョセフ・ジラード氏等が助演し、ターザン號が活躍していること例の通り。

ストーリー

カナダ西地方で法律が行われず、殺人強盗などの頻発に困惑したカリブーの町の住民は騎馬警官隊の保護を乞うた。そこでカリブー駐屯所に増援に赴くことになつた2人の乗馬警官ブルース・ケントンとバディーは道を急いだが、前方に父娘らしい旅人が乗つている幌馬車が同じ目的地へ行く様子なので2人はそれとなく護衛しつつ進んだ。果して幌馬車は一隊の悪漢共に襲われたが、見知らぬ男の警告によつて襲撃に備えていたので始ど被害はなく、唯だ物に怖びえた馬車馬が狂奔したがそれもブルースの働きで乗つた娘に怪我はなかつた。カリブーに着くと娘、名はヘレン・モーガンと云つたが、マローン夫人の下宿屋に泊ることになつた。町では新任の騎馬警官歓迎の舞踏会が催された。悪漢団の首領と目されているブレークがブルースもバディーも町から追つ払つてやると場言していたために舞踏会は武装して行われたが、果然ブルース等が捕えた因人が脱走したので、ブルースは悪漢共の根據たる酒場にも探索に行つたが発見出来なかつた。舞踏会場に踊つて見るとヘレンは見知らぬ男と踊つていて自分の夫だと紹介した。件の男が立ち去らうとする時一寸間違いが起つてその奴が何者かに撃たれ、ブルースがその罪を被せられて免官となつた。ヘレンが夫と言つた男は実は彼女の兄であることが判明した。免職になつたブルースを表面交易所を営んでいる悪田のブレークが雇はうと言い出した。ブルースは直ちに承諾した。何故ならヘレンの兄を撃つた下手人がブレークであると目星しがついたのでブルースは免職になつた体裁にしてブレークに近づく必要があつたから、かくてブルースは遂に動かし難い証據を掴んで、大格闘の末ブレークを捕縛した。

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作品データ

原題
Code of the Scarlet
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
ファースト・ナショナル支社
初公開日
1928年
製作会社
ファースト・ナショナル映画
ジャンル
西部劇


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