なみのこえ 新地町:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
なみのこえ 新地町
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なみのこえ 新地町

2013年11月9日公開、103分、ドキュメンタリー
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酒井耕、濱口竜介(「親密さ」)共同監督による東北記録映画3部作の第2部。東日本大震災から1年後、福島県新地町の人々の声を収めたドキュメンタリー。抱える問題も思いも発生直後とは変わりゆく中、人々は夫婦や親子、友人たちとの会話を通じて薄れつつある記憶を呼び戻し、思いを新たにする。「なみのこえ 気仙沼」との連作。

ストーリー

監督たちは、前作を作る過程で出会った東北の伝承民話にヒントを得て、口承記録の方法を徹底する。これは、“震災”という大きな出来事の裏に隠されてしまった幾多の視点と声を蘇らせ、事件を100年、200年先まで伝える術であり、自然災害の現実感とそれに向き合う人間の心象を観る者に理解させる。飲食店を営む兄弟、役所の仕事仲間、夫婦、監督たち自身、恋人たち、漁師の親子。彼らが過去を振り返りながら未来を目指して放つ言葉や表情のひとつひとつが、聞くことと語ることの間から生まれる。この時、古来よりその土地の言葉が決して絶やす事がなかったもの、すなわち一番の被災者でもあった死者たちの声へと接近することになる。

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作品データ

製作年
2013年
製作国
日本
配給
SilentVoice
初公開日
2013年11月9日
上映時間
103分
製作会社
SilentVoice
ジャンル
ドキュメンタリー

[c]SilentVoice
[c]キネマ旬報社