宝の山(1936):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
宝の山(1936)
宝の山(1936)
-

宝の山(1936)

1936年公開、64分、コメディ
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「極楽浪人天国」「極楽槍騎兵」と同じくジェームズ・W・ホーンが監督したスタン・ローレル、オリヴァー・ハーディー主演喜劇で、「極楽双児合戦」を脚色したジャック・ジェブニとチャールズ・バディー・ロジャースが書卸し、ロジャースがフェリックス・アドラー及びジェームズ・パーロットと協力して脚色したもの。撮影は「極楽騎兵隊」と同じくアート・ロイドとウォルター・ランディンが協力した。助演者は「カジノ・ド・パリ」のシャロン・リン、「聖林スタア合戦」のロジナ・ローレンス、例によってのジェームズ・フィンレイソン、「歌へ陽気に」のスタンリー・フィールズ等である。

ストーリー

合衆国が黄金熱に浮かされていた時代に、黄金狂のスタンリイとオリイの二人組も西部の砂漠を彷徨していたが、仲間の一人が立派な金銭を残して死んだので、正直な二人はその娘を探して金銭を渡すため、証書を持ってプラッシュウッドの町へやってきた。その娘メリイ・ロバーツは酒場の主人ミッキー・フィンとその妻で踊り子であるローラに養われている。しかし事実は欲深いこの夫婦はメリイを女中同様にこき使っていた。スタンリイとオリイはこの町へ来る馬車の仲で、乗り合わせた夫人に悪さをしたところが、この女は町の役人の妻だったので、たちまち二人は次の馬車で町を退去させられることになった。二人はミッキイに会ってメリイのことを聞いたが、ぼんやりのスタンリイが金銭のことを口に出したので、ミッキイはそれを横領しようと考え、ローラをメリイだと偽って、メリイの顔を知らない二人から証書を巻き上げてしまった。だが二人が酒場を出ようとした時、本物のメリイを見てミッキイに騙されたことを知ったので、引き帰して証書を取り返そうとした。すったもんだの大騒ぎの後、ついに証書を取り戻したが、そこへ役人が現れたので、二人は折角取り返した証書も奪い返された上、町から追い出された。二人は夜になって再び町へ忍び入り、酒場へ苦心惨憺の末、とうとう進入することができた。そして又もやミッキイとローラを相手に目ざましい証書奪い合いを演じ、とうとうそれを完全に手に入れた。そこで直ぐメリイに事情を打ち明けて、三人は仲良くこの町から出て行ったのである。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Way Out West
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
MGM支社
初公開日
1936年
上映時間
64分
製作会社
M・G・M映画
ジャンル
コメディ


[c]キネマ旬報社