黄昏の孤児:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
黄昏の孤児
黄昏の孤児
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黄昏の孤児

1923年公開
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コリアー週報に掲載されたクラレンス・バディトン・ケランド原作の小説に基づき、フィリップ・ロナーガンが脚色し、新進の監督シェリンダン・ホールが監督の任に当たったもの。主役は「銀の翼」等に出演した事のあるこれも新進のジョセフ・ストライカーと、「船に打乗り海原指して」が最近紹介されたマーゲリット・クールトウの2人で、これの他メアリー・アルデンや子役で有名なジョセフ・デピュー、ミリアム・バティスタ等が出演している。ケンタッキーの山に背景をとった人情劇である。

ストーリー

ヴァージニア州のレインボウという小さい町に物語は起こる。アンガス・バークという少年は、逃亡の父を捕縛にきた役人を射殺したので捕われたが、情けある弁護士の弁護によって無罪になり、町の新聞社で働くことになったが、頑固で偏狭な町の人々は彼を軽蔑し迫害した。彼は都の学校へ送られて教育を受け、12年の後恩人の重病を聞いて再びレインボウへ帰って来る。少年時代の彼を励まし慰めてくれた町の素封家キャンフィールド家の娘リディアは彼の帰りを喜び迎えてくれた。彼女は判事の息子で、少年時代にアンガスを苦しめたマル・クレーンと婚約の仲であったが、マルの卑怯なのを嫌って婚約を破棄した。マルの父親クレーンが町の人々の金を持って逃亡した時、アンガスは追跡して無事に金を取戻したので、彼は一躍町の人気ものとなり、リディアとの恋も許されたのであった。

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作品データ

原題
The Steadfast Heart
製作年
1923年
製作国
アメリカ
配給
日米映画社
初公開日
1923年
製作会社
ゴールドウィン映画


[c]キネマ旬報社