グロリアの青春:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
グロリアの青春
グロリアの青春
3.5

グロリアの青春

2014年3月1日公開、109分
R15+
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離婚を乗り越えたくましく生きる中年女性グロリアを描いたドラマ。孤独ともうまく付き合い自分の足でしっかりと立つグロリアの姿は、数々の映画祭で喝采を博した。監督は「聖家族」(ラテンビート映画祭2006にて上映)のセバスティアン・レリオ。パワフルで前向きなグロリアに扮するのは、チリでテレビを中心に幅広く活躍するベテラン女優パウリーナ・ガルシア。本作で第63回ベルリン国際映画祭銀熊賞主演女優賞を受賞した。グロリアに交際を申し込みながらどこか煮え切らない男性を「NO」(第25回東京国際映画祭にて上映)「独りぼっちのジョニー」のセルヒオ・エルナンデスが演じる。第86回アカデミー賞外国語映画部門チリ代表選出作品。

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ストーリー

チリの首都、サンティアゴに住むグロリア(パウリーナ・ガルシア)は、10年以上前に夫と離婚し、息子と娘は独立、58歳になる今、責任ある仕事を担い、時間があれば様々なサークルに参加して独身生活を謳歌していた。ある日、独身の中年男女が集まるダンスホールでロドルフォ(セルヒオ・エルナンデス)という男性と意気投合し、ベッドインする。いつものように一夜限りの関係かと思っていたところ、ロドルフォは正式な交際を申し込んできた。元海軍将校で今や成功したビジネスマンであり、知的センスも持ち合わせるロドルフォはパートナーとして申し分ないように思えたが、1年前に離婚した元妻と娘たちへ仕送りをし、今でも何かにつけ彼女らの面倒を見ていた。二人で会っているときでもひっきりなしにかかってくる娘たちからの電話に応対するロドルフォにグロリアは苛立ちを感じる。そんな中、元夫ガブリエルの夫婦や娘も集まる息子ペドロの誕生パーティにロドルフォを連れだって出席したグロリア。気分を悪くしてしまった彼女をよそに彼は家族たちと楽しげに過ごし、グロリアは黙ってその場を去ってしまう。ロドルフォは謝罪しグロリアも悩んだ末にこれを受け入れるが、その後もロドルフォはグロリアとの時間を優先させようと努めるものの元妻や娘たちのことを放っておけないでいた。優柔不断な彼の態度に業を煮やしたグロリアは、ある行動に打って出る……。

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2013/12/19(木)更新

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作品データ

原題
GLORIA
映倫区分
R15+
製作年
2013年
製作国
スペイン=チリ
配給
トランスフォーマー(提供 RESPECT)
初公開日
2014年3月1日
上映時間
109分
製作会社
Fabula=Nephilim Producciones

[c]2013 Fabula-Muchas Gracias
[c]キネマ旬報社