戦う米兵:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
戦う米兵
戦う米兵
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戦う米兵

1933年公開、戦争
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「米国の暴露」「ロシア探訪飛脚」のリー・トレイシーが主演する映画で、「ミイラ再生」「全米軍」と同じくリチャード・スカイヤーが書き下ろし、プレスコット・チャップリンとウィリアム・N・ロブスンが脚色し、「死の航空路」「全米軍」のラッセル・マックが監督に当たり、「ミイラ再生」「鉄血士官校」のチャールズ・テューマーが撮影した。助演者は「大空の闘士」「魔の家(1932)」のグロリア・スチュアート、「ジェニイの一生」「街の狼」のドナルド・クックを始め、「競馬天国」のシャーリー・グレイ、「強力犯」のラッセル・グリースン、「雨」のウォルター・カトレット、「肉の蝋人形(1933)」のフランク・マクヒュー、エマ・ダン、アル・ヒル等である。

ストーリー

ビル・ジョーンズは戦争が嫌いであった。彼の唯一人の身寄りたる母親は息子を犠牲にしたくなかった。しかしジョーンズが偽りの診断書を医師に求めると、即座に彼をその筋に突き出した。息子が戦争に行くことになったと聞いて、驚いた母親は心臓麻痺で死んだ。ビルは戦争と軍隊を呪いながらフランス戦線へ赴いた。そして補充隊のグレッグ中尉の中隊へ編入された。ジョーンズはグレッグを憎んだ。当然の結果としてかれは辛い目にあったが、それを気の毒に思ったのは篤志婦のメエリイだった。彼女はジョーンズにいろいろと忠告をしたのだったが、そこに彼女と秘密結婚をしているグレッグ中尉が来合わせて、勘違いをしてジョーンズを殴りつけた。そしてジョーンズが避けていた前線勤務を命じた。戦闘中、中尉もジョーンズも弾痕孔に取り残され捕虜となった。ジョーンズは連合軍の予定行動を告げれば助命すると言われたが、頑として応じないのでグレッグ中尉は驚いた。ドイツ軍が攻撃に移る事を知った中尉は、ジョーンズに合図の閃弾で味方に知らせろと命じたがジョーンズは応じない。やむなく中尉があげようとすると見張りが気付いて中尉を殺そうとしたが、突如ジョーンズが見張りを倒したので中尉は危うく助かる。そしてジョーンズは見当たる限りの閃弾を打ち上げた。そこに毒ガスだ!と警告があったのでジョーンズはマスク2個を取って来たが1個は役に立たないことがわかった。彼は中尉を殴り倒して完全なマスクを被らせた。幸せにもジョーンズも毒ガスの中で味方に救われ、その後もへらず口を叩きながら馬鈴薯の皮を剥いたのである。

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作品データ

原題
Private Jones
製作年
1933年
製作国
アメリカ
配給
大日本ユニヴァーサル社
初公開日
1933年
製作会社
ユニヴァーサル映画
ジャンル
戦争


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