ワンダー・フル!!:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ワンダー・フル!!
ワンダー・フル!!
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ワンダー・フル!!

2014年2月22日公開、80分、アニメ/アート
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映画・アート・実写・アニメの枠を超え、世界が熱い視線をそそぐアニメーション作家・水江未来が自身の14作品を自ら選び編集、コンセプトアルバム映像として長編化したノンナラティブ・アニメーションムービー。あらゆる生き物が空を舞い、細胞が踊り、都市が原生動物に変容し、馬も人間も誕生する映像と音楽のコラボレーションが繰り広げられる。

ストーリー

〈JAM〉一度生まれた生命は、一緒になったり喧嘩をしながら止めどなく増え続ける。画が音楽がいつしか世界を覆い尽くす……。〈Minamo〉水彩絵具の競演。溶けて、混ざって、流れて、弾ける。即興と偶然を手法とした水江未来の原点。〈FANTASTIC CELL〉多摩美術大学3年時に作った処女作。広島国際アニメーションフェスティバル正式上映。細胞とアニメーションの出会い。〈METROPOLIS〉都市は直線だけで構成される巨大で冷徹な生き物。ソウル国際マンガアニメーション映画祭の依頼により制作された。〈TATAMP〉音楽を作曲するように組み立てた実験作。音に合わせて細胞が現れ、消えていく。細胞の奏でるシンフォニー、細胞オーケストラ・ショーの開幕。〈TRIP! TRAP!〉あらゆる画材と絵柄で描かれた、複雑で多様な現実世界。〈MODERN〉縦と斜めの直線しか存在しないアイソメトリックな世界での実験的でストイックな抽象アニメーション。飛騨国際メルヘンアニメ映像祭2010準グランプリ受賞。〈LOST UTOPIA〉禁断の実を口にして楽園を追われたアダムとイヴがモチーフになったアニメ。〈DEVOUR DINNER〉食べて食べられ、また食べて……。細胞たちが形を変えて生き続ける様はユーモラスだがホラブル。スペイン・アニマドリード準グランプリ受賞。〈MODERN No.2〉アイソメトリックな世界で展開する「MODERN」シリーズ第2弾。人間がもたらす連なる運命の美しさと哀しみを直線と色面によって描く。アヌシー国際アニメーション映画祭最優秀音楽賞受賞。〈Adamski〉散歩道を実写。まるい窓から覗く風景がぐんぐん進む……。〈PLAYGROUND〉画と音によるリズム、手描きでしか表現出来ない流れるようなイマージュの合体。無邪気な子どもの遊びさながら、生物は形を変え続ける……。〈AND AND〉パリコレ等の音楽を手がける松本亨の楽曲とのコラボレーションによる生命の曼荼羅。チェコ・アニフェスト国際アニメーション映画祭ミュージックビデオ部門最優秀賞受賞。〈WONDER〉2012年4月1日から1年間365日、毎日1秒分(24コマ)を手描きしパソコンに取り込んで動かし、毎日発表した実験作。くっついては離れ、増えては減る。はしゃぎ回る子供のように動き続ける正体不明の“ナニカ”に、高揚し心が解き放たれた先に希望が見える。音楽は、様々な楽器を使うアコースティックオーケストラ、パスカルズ。

映画レビュー

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作品データ

製作年
2014年
製作国
日本
配給
マコトヤ=CALF
初公開日
2014年2月22日
上映時間
80分
ジャンル
アニメアート


[c]キネマ旬報社