太秦ライムライト:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
太秦ライムライト
太秦ライムライト
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太秦ライムライト

2014年7月12日公開、104分
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時代劇が斜陽となった京都太秦撮影所で、長年斬られ役として活躍した大部屋俳優と新人女優との交流を描くドラマ。監督は「タイガーマスク」の落合賢。脚本・製作はチャップリン研究家としても有名な大野裕之。実際に長年斬られ役として活躍している福本清三が初主演。共演は、武術太極拳で世界ジュニア選手権優勝の経験がある山本千尋、合田雅吏、本田博太郎、松方弘樹ほか。2014年1月14日、NHK BSプレミアムにてテレビ編集版(約100分)を先行放映。2014年6月14日より、劇場完全版を京都大阪神戸で先行公開。

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ストーリー

かつて日本のハリウッドと呼ばれた京都・太秦。香美山清一(福本清三)は、太秦の日映撮影所に所属する斬られ役一筋の大部屋俳優だ。ある日、半世紀近く続いたテレビ時代劇ドラマ「江戸桜風雲録」が、突如打ち切られた。後続番組の若者向けネオ時代劇「オダノブ」に映画職人たちの出番はない。大御所時代劇のスターの尾上清十郎(松方弘樹)は、「また、いつか斬らせてくれ」と香美山に声をかけ、撮影所を去っていく。そんなおり、香美山は、京都の駆け出しの女優・伊賀さつき(山本千尋)と出会い、かつての「太秦城のお姫様」の面影を感じる。さつきも、時代劇が減っても志を失わない香美山の生き方に惹かれ、やがて二人はともに殺陣の稽古をする師弟関係となる。香美山の指導の御陰で、さつきはチャンスをつかみ、スター女優への階段を歩むべく、東京に旅立った。対照的に、香美山には老いが忍び寄り、ついに引退の日を迎える。…時が経ち、さつきが主演を演じる、大作時代劇の話が持ち上がった。久しぶりの京都に胸躍らせたさつきだったが、撮影所には、香美山の姿もなく、お世話になった人が皆引退してしまったことを知り、いつしか大切なものを見失っていたことに気づく。今風の時代劇を作ろうとする川島プロデューサー(合田雅吏)に対して、さつきも、大御所スター尾上清十郎(松方弘樹)も、香美山に出演して欲しいと思っていた。体調を崩して引退して故郷で余生を送っていた香美山のもとを、さつきは訪れて復帰を懇願する。かたくなに復帰を拒否する香美山。だが、どうしても侍の血が騒ぐ…。一ヶ月後、香美山は撮影所にいた。最期に尾上と刀を交わすために。そして、最愛の弟子さつきに斬られるために…。

予告編・関連動画

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予告編

2014/5/22(木)更新

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2013年
製作国
日本 アメリカ
配給
ティ・ジョイ
初公開日
2014年7月12日
上映時間
104分
製作会社
ELEVEN ARTS=劇団とっても便利=京都市太秦ライムライト製作委員会(制作 ユニークブレインズ=イレブンアーツジャパン/制作プロダクション 東映京都撮影所)


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