涙の船唄:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
涙の船唄
涙の船唄
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涙の船唄

1921年11月23日公開、60分
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エリス・パーカー・バトラー氏原作の小説をキング・ヴィダー氏が監督して製作せる人情劇である。ピーター・レインと言う老人--他人に対して広い愛を持った貧しい老人が、母の死によって飢えに迫った頼りなき幼児を救い、温かい慈悲の腕をもって彼を育てていく経路が、涙ぐましいばかりの真実味を持って描かれている。米誌は本映画を評してリレーまたはフィールドの田園詩を読む如き感激を与え、心の琴線に快い震きを感ぜしめるとまで言っている。滑稽味の中に鋭い人生の一面を示した本映画は期待すべき価値あるものであろう。主役「短剣児」のピーター・レインには「高原に咲く花」のフレッド・ターナー氏が扮し、その他クレア・マクドウェル嬢、フローレンス・ヴィダー嬢等も出演する。『キネマ旬報』第62号には「短劍兒」(短剣児)の題名で掲載。

ストーリー

ミシシッピィ河上の一舟を宿とする貧しいピータ・レインと云ふ人の好い老人が居た。嵐の一夜その舟へ一婦人と可愛い子供が訪ねて來た。女は翌朝果敢なく此世を去つたので、レインは子供バッディーを引取つて世話をする事になつた。或日宿無しのブージはその舟に來てその仲間に加はることになつた。我兒の様に可愛がつて居たバッディーを手放さなければならない日が來た。併し彼の宏き愛に對して、酬ひられる時は來た。

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作品データ

原題
The Jack Kinfe Man
製作年
1920年
製作国
アメリカ
初公開日
1921年11月23日
上映時間
60分
製作会社
ファースト・ナショナル映画


[c]キネマ旬報社