あいときぼうのまち:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
あいときぼうのまち
あいときぼうのまち
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あいときぼうのまち

2014年6月21日公開、126分
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原子力政策に4世代約70年に渡り翻弄される家族を通し、日本の歩みを描いたドラマ。ウラン採掘に駆り出される1945年、原発建設に揺れる1966年、震災が起きた2011年、そして2012年と時間軸を交差させながら、彼らの挫折や希望を映し出す。監督は「コンクリート」や「自殺マニュアル」で脚本を手がけた菅乃廣。菅乃監督は福島県出身であり、父親が他界前に遺した、この奇病は昔原発で浴びた放射能が原因かもしれないという言葉をきっかけに本作を制作。脚本は「戦争と一人の女」の監督・井上淳一。出演は「五日市物語」「新・女囚さそり 特殊房X」の夏樹陽子、「青木ヶ原」「ブルークリスマス」の勝野洋、「泥の惑星」の千葉美紅、「さまよう刃」の黒田耕平ほか。

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ストーリー

1945年、福島県石川町。学徒動員で駆り出された英雄は、何の目的もなくひたすらウラン採掘に精を出していた。1966年、福島県双葉町。最後の一人になろうとも原発建設に反対する英雄だったが、一家は周囲から疎外され、娘の愛子を雇うようなところは一つもなかった。愛子と恋仲だった健次が作った「原子力明るい未来のエネルギー」という原発推進標語が受賞、二人の間に距離が生まれていた。2011年。健次は親子二代に渡り東京電力に勤めていたが、息子は癌により他界。愛子はそんな健次と再会を果たすが、愛子の孫娘・怜に二人の関係を知られる。2011年3月11日、東日本大震災が発生し、福島県南相馬市に暮らす一家に津波と原発事故が襲いかかる。すべてを失った怜は、街の灯が戻りつつある東京をさまよっていた……。

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2014/5/15(木)更新

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作品データ

製作年
2013年
製作国
日本
配給
太秦
初公開日
2014年6月21日
上映時間
126分
製作会社
「あいときぼうのまち」映画製作プロジェクト

[c]「あいときぼうのまち」映画製作プロジェクト
[c]キネマ旬報社