大学のブラウン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
大学のブラウン
大学のブラウン
-

大学のブラウン

1926年公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

リダ・ジョンソン・ヤング女史作の有名な舞台劇を映画化したもので、A・P・ヤンガー氏とドナルド・オグデン・スチュワート氏とが脚色し、「奔流恋を乗せて」「奇略縦横」等と同じくジャック・コンウェイ氏が監督した。主役は「青春の美酒」等出演のウィリアム・ヘインズ氏が演じ、「バット」「鷲鳥飼う女」等出演のジャック・ピックフォード氏、「可愛いフランス娘」「ジョニー大勝利」等出演のメアリー・ブライアン嬢が共演するほか、フランシス・X・ブッシュマン・ジュニア氏、メアリー・アルデン嬢、デイヴィッド・トーレンス氏、エドワード・コネリー氏等が助演する愉快なる大学生劇である。

ストーリー

快活な好男子のトムブラウンはハーバード大学に入って忽ち人気者になった。彼は賢い明るいドン・ジャンで誰にも好かれたが、勤勉ではあるが何処か憂鬱なマックアンドルウスとは気性が合わず衝突した。しかマックはアポット教授の令嬢で美しい利口なメアリー・アボットをトムと張り合うようになった。トムは何んな女でも彼の口説には参って仕舞うのにメアリーだけが例外になったので心中些さか驚いたが、容易に靡かぬとなると尚更彼の恋心は募った。トムの同室の友はジム・ドゥーリツルという臆病なしかし善良な田舎者でトムを少なからず崇拝していた。夜会の時にトムは無理にメアリーに接吻した。彼女は怒ったが心では彼を好いていることを隠し切れなかった。マツクアンドルウスは怒ってトムと争闘した。トムは蹴球選手になろうと思ったがマツクがボート選手なのでマツク以上に漕いでマツクの代わりに選手になろうと争ったがトムは補欠選手にしかなれなかった。メアリーは彼を慰めた。トムはそれを利用して彼女を口説くと彼女は今度は本心を打ち明けたがやがて自分の感情を彼が暴露させたことを悔しがって泣いた。彼は恥じかしくなり自分を欺く為に酒を飲んだ。其の夜マツクが怪我した為トムに出場せよと監督が告げた。ドゥーはその場を繕ったが翌日トムは前夜の泥酔の祟りで卒倒しエール大学に敗れた。そして彼の行為が暴露するとメアリーは彼を鼻であしらった。彼は大学をやめる心算で家に帰ると父親は学校に帰って蹴球の方でなりとも名誉を回復しろと言った。かくて蹴球部に入ったがメアリーとマツクとの親密そうなのを見ると悲観せずにはいられなかった。試合の前夜トムは自分が選手に加えられていないと誤解しボストンに赴かんとした。監督の話を聞いたドゥーは病体をして雨中トムを追ってかくと告げると共に卒倒した。トムは親友を病院に入れたが容態は悪くなった。翌日試合へ行く途中ドゥーを見舞いに行ったトムは病院でメアリーと逢った。試合はエール大学が優勢だったがトムとマツクの働きでハーバード大学の勝利となった。吉報をもたらしてトムはドゥーを訪れたが数分後ドゥーは死んで仕舞った。其の後トムの部屋にトムの両親とアボット親娘が集まって幸福が漲った。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Brown of Harvard
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
ヤマニ洋行
初公開日
1926年
製作会社
メトロ・ゴルドウイン映画


[c]キネマ旬報社