大渓谷の呼び声:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
大渓谷の呼び声
大渓谷の呼び声
-

大渓谷の呼び声

1935年公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「百雷猛獣島」のノア・ビアリー第二世と新人ジーン・ロジャースが主演する映画で助演者は「深夜の星」のJ・ファーレル・マクドナルド、「快勇二丁拳銃」のフレッド・コーラー、「Gメン」のレイモンド・ハットン等である。監督は「大烏」のルイ・フリードランダーで多くの連続映画を撮影したディック・フライヤー、ウィリアム・シックナー、ジョン・ヒックスンが担当した。原作はチェリー・ウィルソンの小説で、連続物の脚色をしていたジョージ・プリンプトンとベン・グローモン・コーンが脚色し会話を書いている。

ストーリー

ストーミイは家のない放浪者である。彼は汽車のただ乗りをした時、有名な競馬馬が輸送されて行くのを相乗りをして、その子馬のレックスを可愛がった。彼は機関手に見つかって汽車から放り出されたがこれも馬好きの牧場主の老人トリニダッド・ドーンと知り合ってドーンの牧場へ行った。汽車は牧場から程遠からぬ所で脱線したが、レックスは傷もなく逃れ去った。ストーミイはレックスを発見して非常に喜び、密かに森の中にかくまい、毎日食物をこっそりと盗んで来ては飼育していた。しかしこの秘密をケリーと言う娘に知られてしまった。彼女はトリニダッドの弟ディームの娘であったが、2人は仲良く一緒に馬を育てる事になった。ストーミイはレックスを一通り調教すると、野性の馬の群れの中へ放しておいた。ディームは腹黒い男でストーミイを嫌い、レックスを捕獲したが、ストーミイは又もそれをば野性の群れに放った。トリニダッドがストーミイを養子にしようと町役場へ出掛けた時、ディームは人をやって彼を襲わせたので、彼は重傷を負ったが、レックスが其を見てストーミイとケリーの所へ助けを求めて飛んでいった。その後ディームは野性の馬を集めて渓谷中の檻へ追い込み捕らえようとしたので、ストーミイはその計画を覆そうとした。ケリーは彼を助けて馬が驚いて逃走する様に草原に火を付けた。ディームは逃走する馬の中に巻き込まれた。この時ストーミイは彼を救うべくレックスに打乗って飛び出したが、とうに重傷を受けるに到った。しかしこれによってディームの邪な心も溶け、若い2人は将来の幸福を誓う事が出来たのである。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Stormy
製作年
1935年
製作国
アメリカ
初公開日
1935年
製作会社
ユニヴァーサル映画


[c]キネマ旬報社