
グレタ・ガーウィグ
フランシス
ニューヨークを舞台に、モダンダンサーを目指しながらなかなか芽が出ない27歳の女性が、周囲の変化にとまどい奔走するドラマ。いつも一緒にいた親友とのルームシェアを解消することになり居場所を探して友人たちの間を転々とする中で主人公が自分の人生を見つめ直す姿を、モノクロ映像でユーモラスに描く。監督・脚本は「イカとクジラ」で第78回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたノア・バームバック。「ローマでアモーレ」「ベン・スティラー 人生は最悪だ!」(未)のグレタ・ガーウィグが、ノア・バームバック監督とともに脚本を手がけたうえに、主人公の大人になりきれないダンサー志望の女性をのびやかに演じている。
※結末の記載を含むものもあります。
流行の発信地とも言われるニューヨーク市ブルックリンで、モダンダンサーとして大舞台に立つことを夢見ているがなかなか芽が出ない27歳のフランシス(グレタ・ガーウィグ)は、親友のソフィ(ミッキー・サムナー)とルームシェアをしている。お金はないけど楽しく日々を過ごしていた。しかしフランシスは恋人と別れた上に、ソフィが別の場所で他の友人と同居をはじめ、住処をなくす。友人たちの間を転々とする中で、フランシスは周囲が大人らしくなっていることに焦りを覚え、自分の人生について見つめ直していく。
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