大自然を敵として:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
大自然を敵として
大自然を敵として
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大自然を敵として

1927年公開
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ジエームス・オリヴア・カーウッド氏作の小説を映画化したもので、チャールズ・ローグ氏が之に筆を加え、「極楽島奇譚」「北緯二十六度」等と同じくバーヴイン・ウイラット氏が監督した。主役は「神ぞ知る」「突貫花婿」等出演のルネ・アドレー嬢で、相手役は「結びの神も思案投首」「煉獄の花」等出演のロバート・フレイザー氏が演じ、ウオルター・ロング氏、ミッチェル・ルイス氏、ジエームズ・メイソン氏が助演している。因みに嘗てネル・シップマン嬢が主演した「ふるさと」は同じ原作であるが、この映画に於いては役名等全部変更されている。

ストーリー

極北カナダに捕獣を業としているジヤン・ドゥボウは娘ルネと共に毛皮を持って交易所へ赴いた時1人の背教者に逢った。彼は歩合でジャンの毛皮を売る約束をしたが商売は出来なかった。ルネは交易所に集まる人々に毛皮を売り始め、先ずブレイク船長に売ると交易所の主人が全部を買った。ジャンと背教者とが歩金について争論している間にブレイクはルネに暴行を加えんとしたが、ルネはその腕を振り払って逃れ、室に帰って見ると父が背教者を格闘の末殺したところだった。事件は誰にも知られなかったがジャンは急遽この地を去る決心をし、米人の技師ポップ・スタントンから丸木船を借りて娘と共に北方に逃れた。数ケ月後ポップも二人のいる所に訪れ来り、彼とルネとは相愛の仲となった。そして3人で米国へ帰る準備をしていると、ジャンが人殺しをしたことを嗅ぎつけたブレイクが来てルネとの結婚を強要した。ポップは事件の真相を明らかにすべくドゥボワ父娘同伴でブレイクの船に乗って帰る途中、ブレイクの悪計でジャンは殺されボップは足に負傷した。船が着くとルネはブレイクの目をかすめて橇を雇い医師の許へボップを連れて行った。ブレイクは吹雪を衝いて追跡し、迫った時ルネが馴らした牛野獣の犬のために遮られ水沼に陥って自滅した。ルネとボップは愛と自由の天地へ向かって橇を駆った。

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作品データ

原題
Back to God's Country
製作年
1927年
製作国
アメリカ
配給
大日本ユニヴァーサル社
初公開日
1927年
製作会社
ユニヴァーサル映画


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