大都会の歓呼:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
大都会の歓呼
大都会の歓呼
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大都会の歓呼

1936年公開
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「カリアンテ」「カジノ・ド・パリ」のフィル・リーガンが舞台俳優として名あるウォルター・C・ケリーおよび「狂恋のつばさ」「ポーリンの冒険」のエヴァリン・ナップと共に主演する映画で、シドニー・サザーランドとウォーレス・サリバン合作のオリジナルをオリーブ・クーパー、ベン・ライアンおよびスタンリー・ローが協力脚色し、「空中散歩」「町一番のちゃっかり娘」のジョセフ・サントリーが監督に当たり、「霧の天国「紳士ギャング」のミルトン・クラスナーがレジー・ラニングと協力撮影したもの。助演者は「ハリウッドスター合戦」のレイ・ウォーカー、「情無用ッ」のウォーレン・ハイマー、「虎鮫島脱獄」のJ・M・ケリガン、「ローズ・マリイ(1936)」のハーマン・ビング、「フランケンシュタインの花嫁」のメアリー・ゴードン、「Gメン」のレイモンド・ハットン等である。

ストーリー

ボクシングのマネージャーを業とするパット・ケリイは良い選手を持たぬので興業に失敗するが、共同経営者とアイルランドから選手を連れて来る賭けをして娘のペギイと一緒に出発する。アイルランドで有望な選手タイガー・オキーフに会おうと探しているうちに、ペギイは歌のうまい青年ダンノ・オキーフと知り合いになる。ところがふとしたことでダンノはタイガーを殴り倒したがそれを見たパットは、姓が同じところからダンノをボクシング選手と信じこんで無理に契約させて米国へ連れて帰り、早速練習を始めるけれど、娘のペギイは彼の腕を信用しない。そして歌のうまいダンノを放送歌手として売り出させようとするが、彼は見かけによらぬ強力の持ち主で、ボクシング選手としても次々に相手をノックアウトし、ついに世界選手権保持者への挑戦者たる資格を得る。「歌うボクシング家」として彼の名声は高まり、ペギイとの間にはアイルランド以来の恋が深まっていった。かねがねペギイを恋していたスポーツ・アナウンサーのエディー・ベルはダンノが世界選手権争奪試合を済ましたらペギイと結婚するという噂を聞き、嫉妬からダンノの全身を洗い立て、彼は単なる素人ボクシング家であると広く放送する。ダンノはそれを聞くとエディーを訪れて詰問するが、その話がペギイから出たことを知ると、いろいろと気を腐らして試合が迫った寸前に、アイルランドへ帰るため船に乗ってしまう。これを知ったペギイはようやく彼を出航直前の船中に探し出し、無理矢理に引き戻して試合場へ連れていく。かくして待望の世界選手権争奪試合が開かれ、ダンノは非常は苦戦の後にこの貴重な一戦を得た。そしてそれと同時にペギイの骨折りでラジオの放送にも大成功を収め、そしてペギイと楽しい生活に入ることになった。

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作品データ

原題
Laughing Irish Eyes
製作年
1936年
製作国
アメリカ
初公開日
1936年
製作会社
リパブリック映画


[c]キネマ旬報社