大編隊:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
大編隊
大編隊
-

大編隊

1951年3月20日公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

ハーヴェイ・ハイスリップ海軍中佐とジョン・サザーランドの協同のストーリーから、中佐と「剣なき闘い」のウェルズ・ルートが脚色、「海賊バラクーダ」のフランク・ボーゼージが監督した1940年度作品で、製作は監督出身のJ・ウォルター・ルーベン(「剣なき闘い」)。「甦る熱球」のハロルド・ロッソンが撮影を、「花の合唱(コーラス)」のフランツ・ワックスマンが音楽をそれぞれ担当する。「哀愁」のロバート・テイラー、「北西への道」のルース・ハッシー、「赤いダニューヴ」のウォルター・ピジョンを中心に、ポール・ケリー、シェパード・ストラドウィック、さらにレッド・スケルトンらが共演する。

ストーリー

ノース・アイランドに基地を置きビル・ゲイリー(ウォルター・ピジョン)を隊長とする第8海軍戦闘機隊は、「ヘル・キャッツ」と異名をとる勇猛部隊であった。この部隊へ新たに配属されて来た少尉アラン・ドレイク(ロバート・テイラー)は、ペンサコラ航空学校から赴任の途中濃霧にさえぎられてパラシュートで降下し、偶然隊長夫人ローナ(ルース・ハッシー)と知り合った。毎日激しい訓練がつづき、アランは先輩達によって鍛えられて行った。隊員のバニング大尉(シェパード・ストラドウィック)はローナの弟で、ひとり霧中着陸装置を研究している真面目なパイロットであった。アランは彼と親友になり、その研究を応援したが、ある霧の夜、成功を確信して飛立ったバニングは装置の故障からついに帰らぬ人となった。折しも夫が旅行中のローナは、悲しみをまぎらわすただひとりの友としてアランに近づいた。二人の行動は隊員の目にたつまでになり、アランに対するローナの感情も次第に激しさを増した。夫の帰宅を待って、彼女はついに家を出る決心を宣告した。理由も分からずビルは失意のまま隊に出たが、隊員達はその内情を悟ってアランを責め、彼に詰腹を切らせるところまで事は進んだ。現役最後の海上演習で、アランは故障を起して不時着した隊長を救出し、さらにその研究になる装置で隊員を全機霧中着陸に成功させた。この果敢な働きはアランに対する隊員達の誤解を和げた。心の動揺の収まったローナも、夫に変らぬ愛を誓いに帰って来、基地には再び平和が甦った。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Flight Command
製作年
1940年
製作国
アメリカ
配給
セントラル
初公開日
1951年3月20日
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社