駄々っ子キャグニイ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
駄々っ子キャグニイ
駄々っ子キャグニイ
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駄々っ子キャグニイ

1933年公開
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「拳闘のキャグネー」「群集の喚呼」のジェームズ・キャグニイが主演する映画で、ダニー・エハーンの原作に基づいて「拳骨大売出し」「爆走する悪魔」のアレン・リヴキン、P・J・ウルフソンの2人組が脚色し、「四十二番街」「劇場王ブラウン」のロイド・ベーコンが監督に当たり、カメラは「四十二番街」「仮面の米国」のソル・ポリートの担任。助演者は「たそがれの女」「大空の闘士」のラルフ・ベラミー、1933年度のワンパス・ベビイ・スターの1人パトリシア・エリス、「豪華船」のアリス・ホワイト、「ブロンド・ヴィナス」のロバート・エメット・オコナー、「拳闘のキャグネー」のラルフ・ハロルド等である。

ストーリー

若いギャングの親分ダニー・キーンは刑期を終えて出獄すると同時に足を洗って正道を歩む決心をし、赤新聞の写真取り係となる。彼の最初の仕事は嫉妬に狂った消防夫の妻君の写真を盗む事だった。彼は機知を持って無事成功し、編集長のマクリーンの信用を得る。女記者のアリソンはマクリーンのものであったが、ダニーに興味を持ち盛んに水を向けるが、ダニーはマクリーンに悪いと思って逃げ回る。ある日大学の新聞科の生徒が参観に来たが、案内係を勤めたダニーは女学生パトリシアに恋を感じる。その晩初めてつきあって彼女を送って行った彼はパトリシアの父は彼を捕らえた硬骨な巡査部長ケイシー・ノーランである事が判る。ノーランはマクリーンの肝入りで警部に昇進し、ダニーが真人間になったのを認めて娘との交際を許す。ノーランはシンシン刑務所の死刑場整理委員となり、1女囚の死刑執行に証人として一流新聞記者を招待する。赤新聞には招待状が来ないので、社長は禁制の死刑の写真を撮って来たら1000ドルやるとダニーに言う。ダニーは他社の招待状を手にいれ、ノーランの保証でその代理記者の名目で入場が許される。彼は足に小型カメラを結び付けて死刑執行の実況を撮影するが、帰る時にカメラを発見された。が巧みに逃れて特ダネとして新聞を飾る。そのためにノーランは元の巡査部長におとされる。ダニーは当分アリソンのアパートにマクリーンの命で潜み匿れる。がアリソンがダニーに恋をしかけた現場をマクリーンが目撃して、ダニーを罵倒したのでダニーは嫌気がさしパトリシアにも振られて悲観してしまい、ある酒場で飲んだくれる。マクリーンは赤新聞を辞し、ダニーを探し当てて誤解を謝すと共に、巡査殺しのジェリイが捕まらないで大騒ぎの最中だから、ダニーの力で隠れ家を突き止めて特ダネ記事を作り、2人で大新聞に入ろうと言う。ダニーはジェリイの情婦を手操ってジェリイの居所を突き止めたが、警官隊もついに嗅ぎ付けて市街戦が始まり、ジェリイは射たれて死んでしまう。ダニーは傍らにいて、ジェリイの断末魔をカメラに収める。そして踏み込んで来た警官隊に、彼はノーランと諜し合わせてここに先回りしたのだと言ったので、ノーランは再び警部に昇進する。そしてダニーはマクリーンと共に大新聞に入社し、パトリシアとの仲も昔に復する。

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作品データ

原題
Picture Snatcher
製作年
1933年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ナショナル社
初公開日
1933年
製作会社
ワーナー・ブラザース映画


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