ダム地獄:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ダム地獄
ダム地獄
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ダム地獄

1936年公開
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「真夏の夜の夢」「海行かば(1935)」のロス・アレクサンダーが「運ちゃん武勇伝」のパトリシア・エリスと「雲とつばさ」のライル・タルボットを相手に主役をつとめる映画でダン・M・テンプリンの原作をサイ・バートレットと「カリアンテ」のラルフ・ブロックが協力脚色し、台辞監督から昇進したフランク・マクドナルドが監督にあたり、「灼熱のタイヤ」のアーサー・L・トッドが撮影したもの。助演は「海行かば(1935)」のエディ・エイカフ、「特高警察」のヘンリー・オニール、「ますらを」のジョージ・ブレイクストン等である。

ストーリー

ラスティー・ヌーナンはあるガレージで働いていたが、生意気で仕事を怠けるのでとうとう雇主のウィルスンは彼を首にした。すると彼は自分の落ち度には気づかずウィルスンを憎んで彼を殴り倒した。ところが運悪くウィルスンは倒れた拍子に頭を打って死んでしまった。ラスティーはいまさらのように怖くなり、貨物列車に乗って高飛びした。西部に流れてきた彼がラス・ベガスの町へ着くと、そこではちょうど大貯水池の工事が始まっていた。ラスティーは変名して雇われようとしたが駄目だった。失望と空腹と疲労にくたくたになった彼か、町のあるクラブの食堂に入って突き出されたとき、そこの歌姫アンは彼を助けて自分の家に泊めてやった。その上彼女の父親が貯水池工事で働いていたので、ラスティーもその口添えで仕事を得ることができた。アンを愛するようになった彼は生まれ変わった働き手となり、ある日ダイナマイトを満載したトラックが逸走したとき敢然それを止めて人命を救ったので、所長アグニュウは彼を現場監督に抜擢した。ラスティーはアンに求婚して承諾を得たが、それを快く思わなかったのは、やはり工事現場で働いている男で、日頃アンに恋しているレーシーだった。彼は2人の結婚式が近づいたとき、東部での殺人を知っているとラスティーを脅かし、アンとの結婚を止めてこの町を去れと言う。ラスティーはアンのためにそうしようと決心した。彼が工事現場での最後の仕事を終わろうとしたとき、貯水池の上空に架かっている鉄索が切れ、そこに1人の男が縋っているのを見た。ラスティーは危険を冒してもう一本の鉄索を伝わってダムの上に行きその男を救った。それはレーシーであった。2人は事務所に行きラスティーは過去を所長に告白した。所長は彼に自首を勧め、会社の弁護士を総動員して弁護してやること、刑を終えたら良い地位を与えると約束する。すべてを聞いたアンも彼の帰りを待つと誓うのであった。

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作品データ

原題
Boulder Dam
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー支社輸入
初公開日
1936年
製作会社
ワーナー・ブラザース映画


[c]キネマ旬報社