グッド・ライ〜いちばん優しい嘘〜|MOVIE WALKER PRESS
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グッド・ライ〜いちばん優しい嘘〜

2015年4月17日公開,110分
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両親と住む場所を失い、難民となった3600人ものスーダンの若者たちを全米各地に移住させた、80年代の実話を基にした人間ドラマ。言語も文化も異なるスーダンの人々と彼らを就職させようと奮闘するアメリカ人との絆を描く。監督は『ぼくたちのムッシュ・ラザール』でアカデミー外国語映画賞候補になったフィリップ・ファラルドー。

予告編・関連動画

グッド・ライ〜いちばん優しい嘘〜

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

カンザスシティーの職業紹介所で働くキャリーは難関なミッションを課せられる。それは、内線で両親を亡くしたスーダン難民の3人の兄弟を就職させるというものだった。空港まで彼らを迎えに行ったキャリーは、電話を見るのも初めてというカルチャーギャップに戸惑いを隠せずにいたが、その成長を見守るうちに友情が芽生えていく。

作品データ

原題
THE GOOD LIE
映倫区分
G
製作年
2014年
製作国
アメリカ
配給
キノフィルムズ
上映時間
110分

[c]2014 Black Label Media, LLC. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    5.0
    2015/4/22

    砂に描いた四角の中で順番に手を重ねながら先祖の名前を唱えていく。
    そんな素朴で単純なテトとマメールのお気に入りの遊び。
    先祖を崇拝している。その表れ。

    兄弟で喧嘩した。マメールはテトに勇気が無いとののしった。そんな少年時代。

    だけど彼らの少年時代は内戦で強制終了させられ過酷な旅に出るのだけれど、そこでテオは誰よりも頼もしく、勇敢だった。
    本当にね。彼はそれを示したの。

    仲間たちに忘れられない衝撃を残した。

    アメリカに渡ったロスト・ボーイたち。
    彼らはついて居たのだろう。難民キャンプに残らざる得なかった子供たちに比べたら。
    ただ幸せかどうかと聴かれたら難しい。彼らが彼らのままでは生きられないから。
    素朴で純朴なままでは生きられない。

    マメールがついた嘘は究極の嘘だった。
    だけど仕方なく‥じゃない。強い意志で決断して付いた。
    彼の幸福を祈るしかない・・

    マメールたち青年を演じたのは、元難民の人たち。
    凄くリアルなのはそのせい?
    演技の素人とは思えないんだけど。

    彼らも幸せだと良いな。少なくとも少年兵をしていた時よりは平穏だと良いな・・

    深入りしてはいけない・・と言いながら深入りして行く・・解る。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    4.0
    2015/4/20

    【賛否両論チェック】
    賛:文化の違いを通して、戦争の悲惨さや当たり前の日常のありがたさを痛感させられる。タイトルの意味にも感動。
    否:テーマが非常に重いので、気軽に観られる作品ではない。

     アメリカに来て文化の違いに驚くスーダンの青年達を通して、戦争が生む悲惨な現実や、普段当たり前に過ごしている毎日のありがたさを痛感させられます。スーダンでは食料もなく、生きるためにハイエナの残し物や自らの小水をも口にしてきたマメール達が、アメリカでは賞味期限が切れた商品をすぐに捨ててしまう現状を目の当たりにする描写なんかに、それがよく表れています。「文化の違いに驚く」といっても、決して明るく描かれているわけではなく、深く考えさせられる社会派の作品です。そして、スーダンの青年達役で出演されている方々が、みんな実際の難民だったりその2世だったりする事実にも、また驚かされます。この作品が一概にフィクションで片づけられない現実が、そこにあるんだと実感します。
     物語自体は単純なストーリーではありますが、「いちばん優しい嘘」の真実と切ないラストに、思わず胸が締めつけられる想いです。
     内容的に、全然気軽に観られる作品ではありませんので、是非心してご覧になってみて下さい。

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  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2015/4/11

    そういうことか、このタイトル。最後にわかる。
    R.ウィザースプーンが好きなので、見に行ったんだが、あくまでわき役と思う。主役は実際スーダンで悲惨な経験をした彼らである。

    デジタル化が進んでも現代においても、ステレオタイプのアフリカ的生き方をしている人は大勢いるんだよなぁ。砂漠や獣がいる土地でということもなんだが、民族の争いで巻き込まれた人々がいるってことを知っていなければいかん。

    難民に対してのアメリカの対応は寛容か。9.11の前だったからね。日本では難しい。

    彼らのアメリカへの移住に伴うカルチャーギャップは驚きと困惑。ビジネスライクに対応されることもあるけれど、兄弟の絆、笑ってeasygoingが唯一の救い。

    実際難民の多くが何とか自力で米国で生活していることに少し安堵と言って良いのか。母国の悲惨さより絶対的プラスであること。本当は難民という言葉がなくなること、そう願わずにはいられない。

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