超スピード時代:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
超スピード時代
超スピード時代
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超スピード時代

1936年公開
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「妻と女秘書」「小都会の女」のジェイムス・スチュアート、「学生怪死事件」「放送豪華版」のウェンディー・バリーが主役を演じ、「高飛び成層圏」のユーナ・マーケル、及びテッド・ヒーリー、映画初出演の舞台俳優ウェルドン・ヘイバーン、「愛と光」のラルフ・モーガンが共演する映画で、ミルトン・クリムスとラリー・バックマンが書き下ろし、マイケル・フェシアが脚色し、「舗道の銃弾」「魔のボムベイ超特急」のエドウィン・L・マリンが監督に当たり、「舗道の殺人」のレスター・ホワイトが撮影したもの。

ストーリー

テリイ・マーティンはエメリイ自動車会社の車体試験主任であった。彼の仕事は自動車の速力性能の検査であるが、その傍ら炭化器の新しい研究に没頭している。この研究は実現すれば、その界に革命をもたらす程のものである。会社の宣伝部にジェーン・ミッチェルという美しい娘が入社した。彼女は社長の姪であるが、身分を隠しているので社員達は誰もそれを知らなかった。テリイはジェーンを一目見て好きになったが、大学出の若い技師フランク・ローソンも彼女を愛するようになる。フランクは今まで同じ宣伝部のジョセフィン・サンダースという娘に親切にしていたが、ジェーンの入社後彼女を顧みなくなった。ジェーンはテリイの研究に興味を持ち、テリイには内緒でフランクにその仕事を手伝わせるように計った。テリイは恋敵であり、また自分と違って大学出の技師に苦心の結晶を見せたくなかったが、副社長の命令なのでやむなく協同で発明に従事せねばならなくなる。炭化器は完成の域に達したがテリイには未だ不安に思われるところがあった。しかしフランクの主張でインディアナポリスの自動車競争に出場し試験してみることになった。ところが優勝の一歩手前で車体に故障が起こり、テリイと助手のガジェットは大怪我をした。テリイはこの事でフランクを責め、彼を弁護するジェーンとも口論するに至った。テリイの退院後、新しい車体に彼の発明を取り付け、自動車速力の世界記録を破るスピード試験が催されることになった。テリイは見事往路で記録を破ったが、モーターから漏れる煙のため人事不省に陥った。それを見たフランクは、敢然自らその車を操縦して復路の記録も破って彼を病院に送り届けた。テリイは病院で自分の発明が成功した事を知った。同時にジェーンの身分と彼に対する本心を知り、発明の富と彼女の愛を一度に獲得した。そしてフランクはまた昔のようにジョセフィンと手を握り合う仲となる。

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作品データ

原題
Speed
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
欧米映画
初公開日
1936年
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社