百万ドル身代金:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
百万ドル身代金
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百万ドル身代金

1934年公開
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「一日だけの淑女」のデーモン・ラニョン作の大衆小説の映画化で、ウィリアム・リブマンがこれを脚色し、「恋に賭けるな」のマレイ・ロスが監督に当たり、「ナガナ」「ビッグ・ケイジ」のジョージ・ロビンソンが撮影を受け持った。主演者は「蒼白き瞼」「胡蝶となるまで」のフィリップス・ホームス、「青い部屋」「羅馬太平記」のエドワード・アーノルド及び「土曜日の大観衆」「響け応援歌」のメアリー・カーライルで、舞台からの新人女優ウィニフレッド・ショウ、「土曜日の大観衆」のアンディー・ディヴィアン、「当たって砕けろ」のロバート・グレックラー、マージョリー・ゲイストン、エドガー・ノートン、ブラッドリー・ベイジ等助演。

ストーリー

ヴィンス・シェルトンは酒密売業を営み多くの子分を抱えて、夜の王国の一方の覇者であったが、脱税罪で投獄されてしまった。彼が刑期をおえて釈放された夜、ドック・カースンを始め元の仲間たちが歓迎の宴を開いた。席上ヴィンスは足を洗うと宣言して一同を驚かせたが事実上禁酒令が解かれ、全ての醸造所を没収された今、無一文の彼はどうにもならぬ状態にあった。宴果てて帰る1人の酒漢につきまとわれて仕方無く彼はこの酒漢と一夜を共に明かした。この酔いどれ青年は富豪キャサリー家の1人息子スタントンであった。そしてパリの学校を卒業して帰ってきていたヴィンスの娘フランセスに介抱された。スタンが帰宅するとははのエリタは、金を目当ての悪者とは知らずある男と駆け落ちする準備中であった。スタンは母の恋のパリ行きを阻止するために狂言をかくこととなった。かれはヴィンスに自分を誘拐して母から身代金15万ドルを取ってくれと頼んだ。その一割をヴィンスに与えると言う条件だった。そこでヴィンスはスタンを自分の別荘にかくまい身代金を請求した。エリタは驚いてパリ行きを取り止め15万ドルを提供した。スタンとフランセスはこの間に恋におちた。この事件を知ったギャング一味は若者2 人を本当に誘拐し去った。ヴィンスはドックの仕業であることを知り、彼を訪れて2人を無事に返してくれれば15万ドルの半額を譲ると約した。そして2人を貰い受け直ちに結婚させてやった。その夜ヴィンスは15万ドルの全額をスタンの許へ送ってやり、自らはドックと一戦を交え、銃弾を胸に受けて、情婦ベイブの腕に打彼と冥目したのである。

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作品データ

原題
Million Dollar Ransom
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
ユニヴァーサル映画


[c]キネマ旬報社