あの日のように抱きしめて:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
あの日のように抱きしめて
あの日のように抱きしめて
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あの日のように抱きしめて

2015年8月15日公開、98分
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「東ベルリンから来た女」のクリスティアン・ペッツォルト監督と出演者のニーナ・ホス、ロナルト・ツェアフェルトの3人が再び顔を合わせたドラマ。第二次世界大戦終戦後のドイツを舞台に、強制収容所から生還したユダヤ人女性と、彼女に気付かない夫の再会を通じて、2人の心の傷と夫婦の愛の行方を緊迫感たっぷりに描く。

ストーリー

1945年6月。第二次世界大戦でドイツが降伏した翌月。ユダヤ人の声楽家ネリー(ニーナ・ホス)は、親友レネ(ニーナ・クンツェンドルフ)に連れられて強制収容所からドイツへ戻る。前年の10月に収容所へ送られ、銃で顔をメチャクチャにされていたネリーは、手術を受けることになるが、“別の顔に”という医師の勧めを断って元の顔に戻す。一方、レネは、ネリーと一緒にパレスチナに移住して、ユダヤ人国家の建国を夢見ていた。やがて、顔の傷が回復したネリーは、生き別れた夫ジョニー(ロナルト・ツェアフェルト)を探して過去を取り戻そうとするが、レネはそれに反対する。ジョニーがネリーを裏切ったと信じていたからだった。しばらくしてネリーは、米兵相手のクラブで清掃員として働いていたジョニーと再会。だが、妻が死んだと信じて疑わないジョニーは、目の前に現れた女性が妻であることに気付かず、“妻を演じてほしい。そして、妻の財産を山分けしよう”と持ちかける。自分に気付いてもらえないことを悲しみながらも、夫に対する愛からその言葉に従うネリー。やがて、自分が収容所に送られた原因が、夫の裏切りであることを裏付ける証言を得ながらも、何か事情があったのだろうと推測する。そして、レネが自殺。ネリーはジョニーと共にベルリンへ向かうが……。

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あの日のように抱きしめて

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2015/7/23(木)更新

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作品データ

原題
FØNIKS
映倫区分
G
製作年
2014年
製作国
ドイツ
配給
アルバトロス・フィルム
初公開日
2015年8月15日
上映時間
98分
製作会社
Schramm Film Koerner & Weber, Bayerischer Rundfunk (BR), Westdeutscher Rundfunk (WDR)

[c]SCHRAMM FILM / BR / WDR / ARTE 2014
[c]キネマ旬報社