殿、利息でござる!|MOVIE WALKER PRESS
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殿、利息でござる!

2016年5月14日公開,129分
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千両もの大金を藩に貸し付け、その利子を配分し、寂れた宿場町の復活を成功させたという、江戸時代の実話を映画化した時代ドラマ。阿部サダヲが町の復興のために仲間とともに奇策に挑む、造り酒屋の十三郎を演じ、『予告犯』の中村義洋が監督を務める。仙台藩主役でフィギュアスケートの羽生結弦が映画初出演を果たしている。

予告編・関連動画

殿、利息でござる!

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

江戸時代、仙台藩は金欠から、百姓や町人への重税を課し、破産や夜逃げが相次ぐ事態となっていた。同じような悩みを抱えた宿場町の吉岡宿で、十三郎は知恵者の篤平治から町の復興のための秘策を打ち明けられる。それは藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げるというもので、町の人々は水面下で千両もの大金集めに奔走する。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2016年
製作国
日本
配給
松竹
上映時間
129分

[c]2016「殿、利息でござる!」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    お水汲み当番

    3.0
    2020/7/19

    あらすじに書かれているのが、内容のすべてという映画です。
    ウィキペディアに吉岡宿の歴史として出ており、これを読むほうが映画を観るよりも感動できるというものです。

    それだけでは2分間なら持つかもしれないが2時間はとてももたないので、兄弟関係の因縁のドラマを手厚く書き込んでいますが、因縁フレームアップ系にもかかわらず、薄い話だとしか思えない映画でした。

    とはいえ、たとえ自分が破産しようとも、町のためになら莫大な金を献上しようという志の高い人たちが何名も住んでいた町が、悪い町であるはずはありません。
    近日中に吉岡宿を訪問してみようかと思ったものでした。

    ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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  • rikoriko2255

    ほりん

    5.0
    2016/6/5

    予告でてっきりコメディと思ってましたが、段々と人情絡みの話に変わっていき最後はじーんと来るおわりかたでした。実話ということで、現在に至るまでの話を最後にナレーションで淡々と語るところが彼らのその後を観客に想像させる余韻を与えてよかったです。最初のお金を壺にいれてるエピソードが後々の話に繋がるとは思わなかった。てっきりケチだと噂された性格を示すシーンだとばかり思ってたので意外でした。

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  • rikoriko2255

    Orca

    5.0
    2016/6/1

    映画のタイトルから想像できないけど、見たら感動します。
    日本は昔から格差社会だったと妙な感想も持ちましたが、予想外の展開にドキドキしたり、感動したりしました。

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  • rikoriko2255

    KI-ki

    4.0
    2016/5/23

    全然期待していなかったのですが…
    フィギュアスケート鑑賞が趣味の私としては観るべきかと映画も鑑賞。
    頭の良い一般庶民と、祭り上げりゃ喜ぶバカな官僚。
    なんだ、現代と同じじゃないですかぁ~
    生命力あふれる知恵ある庶民。
    ちょっと最近疲れ気味だけど頑張って欲しいものです。
    あっ、羽生くんは馬鹿じゃないです!
    私と同じB型だけど。

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  • rikoriko2255

    元電気メーカー社員

    3.0
    2016/5/22

    原作(史実)のすばらしさに頼りすぎで、映画としては今ひとつ(こうすれば観客を泣かせられるだろうという安直やお約束脚本・演技の多用など)な印象はありましたが、
    結果的に、実際にあった事を時系列に沿って説明する内容になっていて、とても勉強になりました。

    資本主義という概念も、金融という概念も無い時代に、実際に行われた、今で言うファンド設立の経緯と、そこに至るまでの出資者(農民)達の人間模様。

    200年以上昔の農民達が、今と同じことを考えついていた。それも、電卓も無く、お金の計算が10進法でなく利息計算もややこしかった時代に、おまけ利益は100%地域還元し、出資者は一文たりとも利潤を受け取らない掟を守って。このファンドを立ち上げた農民たちと、最新の経済学を勉強している今の金融マン達と、本当はどちらが賢いのか?

    そして、電卓も経済学も無い時代だったから、現代社会のように、人の生き死にを、単なる統計量として扱うような真似は、藩の役人(今で言う官僚)達も出来ず、最後は、生身の人間同士の直談判で話が決まる。

    現代人は、江戸時代の人間達より、賢くなったのか?考えさせられる一作。

    それから面白かった(今までの時代劇では描かれなかった)のは、小判が、今で言う通貨ではなく債券、あるいは貴金属そのものとして扱われていたという点。だから、銭と小判との両替相場は固定ではなく変動制で、インフレ(本作では、藩が財政難軽減のために銭を増発したせいで、インフレになった)になると、小判の相場も上がったんですね。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2016/5/21

    この作品、funnyなイメージで宣伝していますが、泣かせる映画です。
    江戸中期と言うことで年号は解らないのですが、8代将軍となった徳川吉宗の頃と考えたら合点がいきます。
    米価の下落で旗本・御家人が困窮した時代。
    米価の安定を図り節約を進めた為百姓一揆や打ちこわしが多く起きた時代。
    足高の制を積極的に取り入れようとした時代だからこそ大肝煎が武士にもなれたのでしょう。

    お役目を割り振られ、それを自分たちで賄うと言うのは常識で、それはかなりの負担で各藩何とか役目から逃れようと必死で画策する・・と言うのは良く物語にも書かれています。
    各藩の知恵の出しどころ、腕の見せ所。何とかやり切る為に皆知恵を絞っていたのですから、こういう下からの申し出は実は嬉しかった筈なのです。
    困窮故に各地に特色や名産物が産まれたんです。

    そう言う歴史的背景はさておき、面白いです。
    思いついた知恵者と、実行力のある仲間のお陰で動き出した策。
    それを聞いて、その想いに次々と人が動かされていく単純明快さ。
    そんな皆さんが格好良いなぁ。
    こういう格好良い生き方が出来る江戸時代はやっぱり素敵です。

    でも私結構超が付く俗物の両替屋さん好きです。俗物のままのようで、ちゃんと変わって行く辺り。
    良い人ぶって腹黒いよりずっと良い。

    ただの策略を深く、1ステップ上に引き上げる穀田屋十三郎、浅野屋甚内兄弟の確執と先代の思い。
    弟家族や奉公人誰もが口にせず、黙した思い。その覚悟が格好良いし、辛い思いを抱え、立派に裏表のない善人に育った兄も格好良い。

    で、唯一の壁になるかと思われた松田龍平さん演じる冷血漢萱場杢。
    彼が、また良いのよ。遠慮ない。計算高い。激せず人情に流されない。・・だけどそれ以上に、人を、物事をちゃんと見て、判断しどんな立場だろうと考えだろうと、芯があり、役に立つと思えば、ちゃんと流されず評価できる人物。
    情に流される人間よりよほど頼もしい断固とした判断が出来る人。
    思いを汲み、必要な物を与えられる人。
    彼もまた格好良い。凄く良い人材。

    彼らのような人材を持てた藩は幸せだな。

    まぁ、それぞれの藩が色々工夫を凝らし貧しさを生き抜いた時代ですね。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    3.0
    2016/5/19

    【賛否両論チェック】
    賛:町や子孫のために、全てをなげうって資金を集めようと奔走する主人公達の行動が、痛快かつ感動的。一連の騒動を通して改めて気づかされる、疎遠だった家族の本当の想いにも泣かされる。
    否:コミカルなシーンは思いのほか少なく、笑える映画を想像して観ると、期待外れ感が否めない。

     「お上に金を貸す」という奇想天外な発想で、宿場町の危機を救った実話という触れ込みですが、そこにあるのは自身の苦楽よりも町や子孫のことを1番に考え、命がけの挑戦に打って出た男達の覚悟だったことが伺えます。最初は名誉欲なんかが邪魔して、決して一枚岩ではなかった彼らが、「宿場を守りたい」という想いだけで突き進んでいく姿に、何とも言えない痛快さがあります。そしてそんな主人公達に感化され、自ら行動を起こし始める町の人々の姿もまた、印象に残ります。
     それからもう1つ、このお話は“家族の絆の再生”のストーリーでもあります。幼い頃、長男なのに養子に出され、以来父や弟と疎遠になっていた主人公。そんな彼が今回の騒動を通して、弟や亡き父の本当の想いを知っていく様子には、感涙すら覚えるほどです。
     あまりコメディといった感じではありませんが、実在した無私の人々のお話を、是非ご覧になってみて下さい。

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  • rikoriko2255

    ミチさん

    5.0
    2016/4/28

    4/28立川シネマシティ試写会にて鑑賞!素直に良かったです。
    単なる痛快時代劇ではなく、今の日本を考える契機になれば、という劇場側の説明がありました。まさにそうですね。
    日本人には、古来「無私の志」のようなものがあり、己を殺して奉公するのを美徳としていました。それが、よく出ています。
    とは言っても配役が揃っています。阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡と主役級を揃え、また、竹内結子もこういう姐御役が滅法うまい。そしてサプライズの「殿」ですね。これでこの映画の性格が決まりました。まさに、「子々孫々にまで、残したい映画」できました。

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