サヨナラの代わりに|MOVIE WALKER PRESS
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サヨナラの代わりに

2015年11月7日公開,102分
PG12
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ヒラリー・スワンクが難病・筋萎縮性側索硬化症(ALS)に苦しみながら、大学生の介護人と絆を育み、前向きに生きていこうとするヒロインを演じるヒューマンドラマ。『オペラ座の怪人』のエミー・ロッサムが自由奔放で主人公に生きる勇気を与える大学生役に扮する。監督は『最後の初恋』のジョージ・C・ウルフ。

予告編・関連動画

サヨナラの代わりに

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

35歳の時に難病ALSと診断され車椅子生活を送るケイトは、患者ではなく友人として話を聞いてくれそうな大学生ベックを介護人として雇う。言葉遣いが荒く、料理もできないベックと教養が高く完璧主義者のケイトはうまくいくはずもなかったが、夫の浮気を知ったケイトの家出をベックが手伝ったのをきっかけに2人は距離を縮めていく。

作品データ

原題
YOU'RE NOT YOU
映倫区分
PG12
製作年
2014年
製作国
アメリカ
配給
キノフィルムズ
上映時間
102分

[c]2014 Daryl Prince Productions, Ltd. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    3.0
    2015/12/2

    【賛否両論チェック】
    賛:難病で引け目を感じてきた主人公と、自己破滅的だった女子大生との、立場を超えた心の交流が、微笑ましくもあり切なくもある。やがて迫りくる命の起源に葛藤する姿も、涙を誘う。
    否:ケイトの性格やベックの言動等、人によっては快く思わない向きもありそう。ラブシーンも結構あり。

     片や、悪くなるばかりの難病に苦しみ、夫や周りに引け目を感じながら生き続けるケイト。片や、自分を見失って、流されるがままの人生を送っているベック。状況こそ全く正反対な2人が、お互いの辛さを知っていくうちに、少しずつ意気投合していく様子がとってもステキです。半身不随の大富豪と黒人ヘルパ―の姿を描いた「最強のふたり」よりも、女性らしい細やかさや感情の豊かさが印象に残ります。
     その一方で、逃れられないケイトの〝最期の瞬間”が現実味を帯びてきて、お互いを大切に思っているが故に、時として相手を傷つけ、遠ざけてしまう姿も、非常に切なく映ります。ラストのシーンなんかは、涙なしでは観られないくらいです。
     生きることの大変さと同時に、尊さをも感じさせてくれる、そんな作品です。 

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  • rikoriko2255

    YO99

    4.0
    2015/11/25

    カミさんのお供で観賞。死のプロセスを題材にしつつ、悲壮感だけに終わらせない丁寧なヒューマンドラマです。オープニングがSEXYで???でしたが、生きる歓びの絶頂を象徴するスタートだった訳です。ヒラリーさんの迫真演技とエミーさんのナチュラル感が好対照。この2人の様々な対照的表現が女性的でありながら骨太な作品の味を醸し出しています。
    ALSという“治療法無し、致死率100%”と言われている難病をキーにしています。しかし、奇をてらったり医学的な面に拘った訳ではなく、個人差の大きいALSの発症やプロセスを特徴的な物に絞り込んで、わかりやすい一連の流れに乗せています。
    あくまでもALSを肉としながら、骨は「逝く者の想いや生き方や遺したいもの」と「生きる者の想いや看取り方や生き方と受け取るもの」で組まれています。
    ALSや難病にだけでなく、“人や自分”の生老病死と喜怒哀楽、死に方と生き方を考える糧となる秀作です。

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  • rikoriko2255

    パライバ

    4.0
    2015/11/11

    美しい上流社会の女性ケイトがどんどん病に侵されていく様子は壮絶。
    周囲からも自分自身からも見捨てられているような自堕落な女子大生ベックが、ケイトと関わることで変わっていく。
    ALSは今春公開の「博士と彼女のセオリー」でも描かれていたが、あちらは本人の妻の視点を中心に感じたけれど、今回は本人の心の叫びを真正面に据えている。
    延命治療の選択場面があり、軽い気分で見れる作品ではないが、おすすめ。

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  • rikoriko2255

    4.0
    2015/11/11

    子供の頃読んだ小説で、筋委縮側索硬化症(ALS)の事を知って凄く怖かった。
    寝たきりで見動き一つ出来なくて、ただ、視線でパソコンのキーを打って意志を伝える・・って。
    なにその気の遠くなるような絶望。凄くトラウマです。

    最近この病気を取り上げる映画が増えた気がする。

    ケイトは才能豊かでお金持ちで。凄く恵まれている。介護の人も好きに頼めるし、車いすなどの設備も贅沢できる。
    だけど勿論そんな物より健康に戻りたいだろうけど。

    気の迷いを起こすエヴァンの気持ちも解る。でもあれが有ったから自分の意志で戻るってことも出来た。
    彼を許せない気持ちと、自分の身を恨み責められない気持ちも凄く理解できる。
    どう付き合っていいか解らない友人や家族の気持ちも解る。
    自分ならどう接して欲しいか想像できないもの。
    でも、私の娘よ!と病院で詰め寄る気持ちも凄く解るの。たまんないなぁ‥

    ALSの先輩黒人夫婦が凄く良いのよね。
    病気は私から手を奪って足を奪って自由も呼吸も(この辺正確に覚えてないけど)奪ったけど、奪えなかった物がある。それは音楽よ。って。
    ノリノリの曲を掛ける。
    格好良いなぁ‥

    病院で、あの状況で、ベックに家族全員敵に回してケイトの意志を優先してくれる・・と任されるその信頼感。
    辛くて見ていられないと去って行く家族と、最期の時を曲げずに寄り添う強さ。

    ベックの変化と成長。
    お互い凄く大事な物を与え合ったよね。

    エンディングのベックの唄はもっと魂のこもった曲でも良かったなぁ‥静かに訴える・・って言うのも良いんだけど、それにも短すぎて物足りない。

    エミー・ロッサムはもっと歌える子だと思ったけど。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    ミチさん

    5.0
    2015/11/9

    夫でもなく、母親でもなく…。という所で、ウルウル来ますね。
    原題が"You are not you"という所で、この訳題は、うまく考えられています。「あなたは、あなたが思っているほど、悪くはない」って意味かな。とにかく人間肯定の映画です。誰でもどんな境遇でも、いや悪い境遇であればある程、とにかく、誰かに肯定して欲しいもの。その感じがうまく出ています。
    ヒラリー・スワンクはもちろん名優ですが、ここでは、エミー・ロッサムを推しますね。彼女の唇に、その感情が全て出ています。

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