フランス組曲|MOVIE WALKER PRESS
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フランス組曲

2016年1月8日公開,107分
PG12
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第2次大戦中のドイツ占領下のフランスを舞台に、フランス人女性とドイツ人将校との恋を描く、ミシェル・ウィリアムズ主演のラブストーリー。アウシュヴィッツで亡くなった作家イレーヌ・ネミロフスキーの未完の遺稿を娘が出版し、フランスの4大文学賞のひとつであるルノードー賞に輝いたベストセラー小説を映画化した。

予告編・関連動画

フランス組曲

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

1940年、ドイツ占領下のフランスの田舎町。ある日、戦地へ赴いた夫を待つリュシルと厳格な義母が暮らす屋敷へ、ドイツ軍将校のブルーノが現れる。音楽を愛する2人はいつしかひかれあうようになり、お互いの存在だけが心のよりどころになっていく。それを機に狭い世界で生きてきた従順な女性リュシルはより広い世界へ目を向けるようになる。

作品データ

原題
SUITE FRANÇAISE
映倫区分
PG12
製作年
2014年
製作国
イギリス フランス ベルギー
配給
ロングライド
上映時間
107分

Photo:Steffan Hill [c] 2014 SUITE DISTRIBUTION LIMITED [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    4.0
    2016/1/14

    観る前にイメージした以上に、私好みの映画でした。
    恋愛至上主義な物語は好きじゃない。

    だけのこの物語が描いているのはそんなものじゃない。

    2人の距離の緊張感、街の人々の暮らしの違い、戦地から帰って来ない息子を思う母たち、抑制された娘たち、勝ち戦に傲り乱れる若いドイツ兵の規律。
    それは、もっと悲惨に、淫らに、陰鬱に描ける題材。

    それを、この作者は、アウシュヴィッツに居ながら、どうしてこんなに美しい物語に描くことが出来たのだろう・・
    辛辣を舐めながら、せめて物語は美しい世界を・・と思ったのだろうか・・
    ブルーノ中尉のようなドイツ将校に居て欲しい・・と願ったのか。
    ドイツ兵士に身をゆだねるフランス娘の思いも理解しているかのよう。

    それとも、自分の進む道を見つけたリシェル、最後に思いがけない愛情を示した義母、ブノワとマドレーヌの夫婦愛、高潔に運命を受け入れた町長モンモール子爵。
    彼ら、彼女たちの示した愛がぶれず、強さ、美しさを示すことで、それを取り巻くドイツ兵にジワリと静かな復讐を示しているのだろうか・・

    この物語を未完とは言え書き綴ったイレーヌ・ネミロフスキーは、骨の髄まで作家だったのでしょうね。
    管理し、出版したお嬢さんはナチスは母を殺せなかった!とこの物語の評価を喜ばれたそうです。

    「音楽は、いつも私を彼の元へと呼び戻す」・・みたいな台詞が回想に有って、それが凄く共感できて大好きです。

    音楽と、紡いだ言葉は誰にも殺せない。

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    ネタバレあり
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  • rikoriko2255

    seapoint

    3.0
    2015/12/19

    ベストセラーなんだって。ふーん。
    どこかにあるような話。してはいけない恋。フィクションだけれどその時本当にそういう恋愛があったかもね。

    戦時中でもフランス人女性は農民でもスカート履いてる。日本はモンペが強制だったのに。
    リュエルやアンジェリエは富裕層ゆえ身ぎれいで髪もツヤツヤ、ふわふわ。まともな食事でとても戦時中とは思えない。本当に何でしょう、この差。

    ブルーノは最終的には誠実ってことが証明されたけれど、やはり敵国上官で、どこか高慢。同等のクルトは小物でわかりやすい。このstoryの相関図…
    頑固なアンジェリエのブノワを匿うてきぱきとした振る舞いはリシェルよりずっと魅力。
    あれこれいろんな人が登場するが、ブノワに一票。抑圧され反発。最後まで頑張る。他がくすむね。

    現代の人が当時を想像して書いていたら、おそらくスルーされる。アウシュビッツ経験、しかも亡くなっている。それが付加価値を生んだ、かなうわけない。

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