ふきげんな過去|MOVIE WALKER PRESS
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ふきげんな過去

2016年6月25日公開,120分
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劇団「五反田団」を主宰し、『ジ・エクストリーム、スキヤキ』で映画監督にも挑戦した前田司郎の長編監督第2作となる人間ドラマ。死んだはずの伯母の出現によって変わっていく18歳の少女のひと夏の物語がつづられる。ヒロインの果子を二階堂ふみ、謎多き伯母の未来子を小泉今日子が演じ、初共演を果たす。

予告編・関連動画

ふきげんな過去

予告編

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

18歳の果子は毎日が死ぬほど退屈でつまらないと感じつつも、どこにも行く事などできずに無為に日々を過ごしていた。ところが夏のある日、死んだはずの伯母・未来子が突然現れる。彼女の出現は平穏だった家族の日常に不協和音をもたらし、果子も図々しい未来子に苛立ちを隠せないが、いきいきとしたその姿に憧れを抱くようになる。

作品データ

映倫区分
G
製作年
2016年
製作国
日本
配給
東京テアトル
上映時間
120分

[c]2016「ふきげんな過去」製作委員会 [c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    お水汲み当番

    1.0
    2020/7/19

    主人公の果子----カコ、と読むのだそうです----が、不機嫌な一般人を演じています。
    だから「ふきげんなカコ」っていう映画の題名なんでしょう。

    二階堂さん、わざわざこんなの演じる必要ないでしょ、世間で毎日、何百万人が現実このまま生きてますよ、食傷してるんですけど勘弁してよ、って気分です。
    もはやデジャブ感満載。
    芸術大学の卒業制作映画のように、意気込みだけは十分でも社会経験が圧倒的に欠落している人たちが作ったかのような、痛々しく空回りばかりする映画でした。

    唯一注目できたのは、背中に赤ん坊の人形を背負っている果子の「母親役」という造形。
    この奇異なキャラクターの造形は、主人公たちがやがて「母親の現実」に直面してストーリーが展開するための伏線に違いないと思っていたが、いやはや驚くべきことに、最後の最後までお人形さんを人間扱いしたままで映画は終了。
    子役を雇うギャラもないの??

    まったくもって、破綻も破綻、大破綻。
    メタメタに酷すぎる映画でした。

    ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。

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  • rikoriko2255

    ダージリン

    4.0
    2016/11/14

    設定としては、戸籍まで消した過激派に属する爆弾製造担当の女性が、娘に会いに帰ってきたという話なのだが、よくもまあこんな謎めかして異次元感溢れる感じに仕立てたものだ。
    微妙にというか明らかに狂った世界の描き方が新鮮で面白い。
    意図的にやっているのだろうが、絶妙な安っぽさが何とも言えない。
    二階堂ふみと子役の女の子とのやり取りも笑える。このテンポの良さは素晴らしい。

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  • rikoriko2255

    門倉カド(映画コーディネーター)

    2.0
    2016/7/14

    【賛否両論チェック】
    賛:平凡な毎日に悩む女子高生が、自由奔放過ぎる叔母と出逢ってその価値観に触れるうちに、次第に閉塞的な毎日を少しだけ変えていく様子が心に残る。シュールな笑いも、見方によってはおかしくて楽しい。
    否:コミカルなシーンはかなりシュールで、物静かな場面も非常に多いので、興味を惹かれないと眠くなること必至。好き嫌いはものすごくはっきりと分かれそう。

     「人生はほとんど予想通りのことしか起きない。仮に起きても、すぐに予想の範囲内になる。だから、人生ってつまんないものなんだよ。」
    と平凡な毎日を嘆きながらも、どこかで達観している果子が、突然やってきた死んだはずの叔母に翻弄されながらも、何となく退屈な毎日に風穴を開けていく姿が、どこかおかしくも微笑ましく描かれていくのが印象的です。2人の名前が果子(過去)とミキ(未来)コなのも、遊び心があってステキですね。
     一方で、作品自体にはコミカルなシーンが数多く登場する訳なんですが、その笑い自体がかなりシュールなので、楽しめるかどうかは観る人次第になりそうです。笑える人にはメッチャ笑えそうですし、笑えない人には全く面白くなくて苦痛だと思います。個人的には、“「海苔の安田」の奥さん”やシナモンスティックのくだりが好きでした(笑)。
     気に入るか気に入らないか、1度試しにご覧になってみるのをオススメします。

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  • rikoriko2255

    ミチさん

    4.0
    2016/7/4

    好き嫌いは分かれるかも知れませんが、私は良かったと思います。
    未来子、果子、カナがそれぞれ、一人の女性の未来、現在、過去を表わしているようにも思え、自分の中で物語の再構成ができます。
    基本的に女性の物語であり、男性は影が薄いのが特徴です。指や足を失っている姿で表現され、生活力がありません。それに対し、女性は、授乳の様子を表わしたり、生命力を感じます。
    いずれにしても、観客に見合った姿を見せてくれるというのは、名作の根拠かなと思います。

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