あまくない砂糖の話:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
あまくない砂糖の話
あまくない砂糖の話
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あまくない砂糖の話

2016年3月19日公開、102分、ドキュメンタリー
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低脂肪などヘルシーさを掲げる食品に含まれる砂糖の量に着目したドキュメンタリー。摂取カロリー量は変えずに、人間が一日に平均して口にしているティースプーン40杯分の砂糖をそれらの食品から60日間摂り続け、身心の変化を収める。「パトリック 戦慄病棟」などに出演する俳優デイモン・ガモーが自ら実験台になり、身近な砂糖との付き合い方について考察。また、食品に含まれる甘味料についてや、砂糖が身体に吸収されていく仕組みをわかりやすく描いている。

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ストーリー

恋人の影響で健康的な食生活を送っていた俳優デイモン・ガモーは、人は平均すると一日でティースプーン40杯もの砂糖を摂取していることを知る。食品には砂糖が形を変え入っており、加工食品の80%には砂糖が含まれている。低脂肪のヨーグルトやシリアル、ジュースなど一見ヘルシーそうな食品にも、大量の砂糖が含まれる場合がある。ガモーは専門家や医者の管理のもと、60日間にわたり、平均値であるティースプーン40杯分の砂糖を摂取し続ける実験を開始する。摂取カロリーは実験前と変えず、実験前から続けている運動も継続。ソフトドリンクやアイスクリーム、チョコレートなどの菓子類からではなく、低脂肪ヨーグルトやシリアルなどのヘルシーそうではあるものの実は砂糖を多く含む食品からティースプーン40杯分の砂糖を連日摂ることにする。食べる内容を変えただけなのに、実験開始12日目の時点で体重は3.2キロ増量。内臓脂肪が増え、ALTという肝機能の数値が大きく上昇しており、医師からは糖尿病の初期症状だと診断される。ガモーは実験を続けながら、食文化の変化により健康に大きな影響が現れた南オーストラリア州にある先住民族アボリジニのコミュニティ・アマタや、世界一の肥満体国といわれるアメリカに向かった。ケンタッキー州では貧困のため幼少期から清涼飲料水を大量に飲み続ける子供たちと出会い、ニューヨークでは政治と癒着する巨大食品企業の姿を目にしていく。ヘルシーと謳いながらティースプーン34杯分もの砂糖が入ったスムージーも発見。そして実験が進むにつれ、身体だけではなく彼の心にも変化が現れていく。

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予告編

2016/2/10(水)更新

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作品データ

原題
THAT SUGAR FILM
製作年
2014年
製作国
オーストラリア
配給
アンプラグド
初公開日
2016年3月19日
上映時間
102分
ジャンル
ドキュメンタリー

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