スクール・オブ・ナーシング:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
スクール・オブ・ナーシング
スクール・オブ・ナーシング
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スクール・オブ・ナーシング

2016年3月19日公開、116分
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熊本県人吉市にある看護師養成機関を舞台にした青春群像劇。自らの意志で看護の道を選んだ若者たちが、葛藤しながら命と対峙していく。出演は、「校歌の卒業式~キボウノトビラ~」の桐島ココ、「セーラー服と機関銃 卒業」の榎木孝明。監督は、「シェリー」助監督などを経て本作が監督デビューとなる足立内仁章。

ストーリー

幼いころに母を亡くした木津川あかね(桐島ココ)は、母が入院していた病院で様々な人生が交錯する光景を目の当たりにする。15年後、看護師を目指すあかねは熊本県人吉市の看護師養成機関で、性別も年齢も境遇も異なる仲間たちと学内演習に励んでいた。地球防衛軍を夢見ていた丹羽幸助(大和田健介)、シングルマザーの寺田玲子(佐伯日菜子)、30を過ぎて居酒屋をリストラされた栗原俊夫(木村知幸)ら様々な事情を抱える周囲の人間たちと同様に、あかねもまた、父の新しい恋人に複雑な思いを抱えていた。来たる実習に向け、睡眠不足に陥りながらも互いに励まし合い、奮闘するあかねたち。そしてついに病院での実習を迎える。熟女マニアの和尚・竹林宗観(真柴幸平)の担当となった幸助は、自分を生意気な若者と思い込んだ頑固な宗観に必死で話しかける。玲子が担当するガン性髄膜炎を患う緒方澄子(今本洋子)は、夫・総一(木元としひろ)の浮気を疑っていた。病室で分かれた夫と言い争いを繰り広げる三木本文(愛華みれ)を担当する俊夫は、彼女の血圧が上がらないか気が気ではない。そしてあかねは、余命わずかな古村明(榎木孝明)の担当となる。自分の死期を悟り、病室に葬儀屋を呼ぶ古村にあかねは面食らうが、父親のような包容力を持つ古村に緊張が和らぎ、古村も素直なあかねに心を開く。あかねたちは、学内演習とは番う現実に戸惑いながらも、次第にそれぞれの患者との交流を深めていく。しかし、あかねの些細な一言で古村が心を閉ざしてしまう。日々の実習や実習記録の提出に追われ、看護とは何かを見失っていたあかねは古村の葛藤に触れ、大切なのは患者の本当の苦しみに寄り添うことだと気づき、古村の願いを叶えようとする……。

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2015年
製作国
日本
配給
スタジオレヴォ
初公開日
2016年3月19日
上映時間
116分
製作会社
(企画:スタジオレヴォ 制作プロダクション:クロニクル)

[c]2015「スクール・オブ・ナーシング」製作委員会
[c]キネマ旬報社